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【農場便り】学童保育を通じて農業に興味を持ちました(スタッフ紹介)

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    【農場便り】学童保育を通じて農業に興味を持ちました(スタッフ紹介)

    By sg_webmaster | 農場便り | Comments are Closed | 30 4月, 2021 | 0

    はじめまして。
    翔栄ファーム龍ヶ崎農場の渕上と申します。
    メンバーになって既に半年が経過しました。
    日々、先輩メンバーに自然栽培、というよりも
    「農業のいろは」を教えてもらっています。

    実は農業に従事するのは初めての経験です。
    長年、出版、広告、金融等の企業で
    事務職として働いておりましたが、
    教員免許の資格を持っているということもあり、
    翔栄ファームにジョインする直前では、
    都内の児童館や子供センター、
    学童クラブで児童教育に携わって参りました。

    学童クラブの現場では、
    小学校1年生から3年生の共働き家庭や
    一人親家庭の児童における放課後の生活の場として、
    子供たちと長い時間を過ごす事が出来ました。
    そこでは家庭と同様、静養、おやつ、宿題、遊びを通して、
    生活の一部を共有しておりました。

    その中には、発達障害の児童との関わりもありました。
    あくまで私感としてということにはなりますが、
    発達障害の児童の中には同年代の児童と比べて、
    体格や運動能力に差があったりなどの
    身体的差異が見受けられることがあり、
    またその他の傾向として「生活時間の不規則」や
    「偏食」が際立っていたことを覚えています。
    中でも「偏食」については、
    あくまでも自分の理解の範囲でしかありませんが、
    想像を超えるレベルにショックを受けたほどです。

    もちろん「偏食」が発達障害を引き起こす
    直接的原因であるかどうかは分かりません。
    しかし私は何かしらの関係性を推測していく中で、
    「食育」に取組んでいった結果、
    必然的に「食に関する興味」を持ち始めたのです。

    そこで真っ先に始めたことは、
    スーパーの食品ラベルを見て
    買い物をするようにしたことでした。

    当然素人がラベルの表記をみて、
    背後の事実を見極めることは困難です。
    というわけで食品表示法を調べたり、
    添加物の種類を調べたりと、
    先ずは「自分の見る目」を育てる必要がありました。

    比較的順調に知識が蓄えられていったように思います。

    売り場の中においては、
    表面上、最も安全であろう食品を選ぶことが
    出来るようになっていたと思います。

    しかしある日、
    とうとう重大なことに気が付いてしまいました。
    それは私が注意を払っていたのは
    ラベルに記載されている成分のことばかりであって、
    素材そのものの安全性のチェックに
    意識が全く及んでいなかったことです。

    この気づきから農業に目が向き始めました。
    一体この加工品のメイン素材である野菜は、
    どのような環境で栽培されてきたのだろうかと。

    “世の中は紛らわしい表記で溢れています”

    減農薬、低農薬、無農薬、特別栽培、自然栽培、
    有機栽培、オーガニック、自然農法など。

    ここに種の種類が入ってくると
    縦列組み合わせでは膨大なパターンが生まれ、
    ほとんどパニックです。
    一つ一つこの混乱の糸を解きほぐして行った結果、
    私が辿り着いた結論・場所が
    「固定種・在来種の自然栽培」でした。

    そのあたりからでしょうか。
    私はこの自然栽培に猛烈に惹かれはじめ、
    どうにかして自分自身が農業者として
    安心安全な野菜の栽培に従事したい、
    と考えるようになったのは。

    当然ですが、自然栽培はおろか
    農業と無縁の人生を送ってきた私に伝手はありません。
    先ずはインターネットで
    農業とは何であるのかから始まり、
    営農するために必要な準備と段取りの仕方など、
    新規就農者のブログ記事を中心に、
    実体験に基づいた生きた情報を求めていく中で、
    その日は唐突に訪れました。
    農場でのスタッフ募集でもないかなあと、
    何の気なしに入ったハローワークで
    一つの求人票を見つけたのです。

    そうです。
    皆様すでにお気づきの通り、
    それが翔栄ファームのスタッフ募集でした。

    清水の舞台から飛び降りました。
    現在私は翔栄ファーム龍ヶ崎農場の一員として、
    固定種・在来種の自然栽培を行っています。
    もちろん栽培技術や経験がないため、
    先輩スタッフや自然栽培のアドバイザーの方から、
    作農のいろはを教わりながらの営農です。

    そんなとても充実した日々を送っていく中で、
    今となっては、毎日が真新しく、
    今日と同じ日は二度と訪れないことが、
    農業あるいは自然栽培の醍醐味だと思うに至りました。
    まだ半年程度しか経っていないにも関わらず、
    非常に密度の濃い時間と
    貴重な体験をさせていただいている証拠だと思っています。

    実はこのような話をする際によく聞かれることがあります。
    それは、「それだけ濃密な時間を過ごしていく中で
    ひときわ印象的な出来事は何ですか?」ということと、
    「一番感動したことは何ですか?」という質問です。
    私は明確に「それはこんな経験です!」
    と答えることはあまりありません。
    どちらかというと以下のような話をしています。

    私は今まで東京都内でずっと生活してきました。
    日常生活の移動の中において、
    目的地に着くまでに土の場所を歩くことはまずありません。
    また空の広さを実感することもほとんどありませんでした。

    それが今ではどうでしょうか?
    ぐるり360度が土の地面です。
    長靴と作業服がユニフォームです。
    もちろん作業中もすべて土の上です。
    また、空はもの凄く広く、空を見上げる生活が
    今となっては当たり前のスタイルです。
    この時期ですと、ウグイスの鳴き声もだんだん上達し、
    畑ではキジがのどかに歩き、
    気温の上昇と共に虫も雑草も野菜も大きく成長しています。
    手作り腐葉土の天地返しをするときに、
    大量のミミズを発見して喜んだりしています。
    もちろんドラマティックな出来事も起こりますが、
    私に取ってのかけがえのない経験は
    イベント的なものよりはむしろ、
    「自然と共に過ごす今の生活環境そのものです」
    とお答えしています。

    実際に人生が大きく変わった気がしていますので。

    はじめまして。翔栄ファーム龍ヶ崎農場の渕上と申します。
    メンバーになって既に半年が経過しました。日々、先輩メンバーに自然栽培、というよりも「農業のいろは」を教えてもらっています。

    実は農業に従事するのは初めての経験です。長年、出版、広告、金融等の企業で事務職として働いておりましたが、教員免許の資格を持っているということもあり、翔栄ファームにジョインする直前では、都内の児童館や子供センター、学童クラブで児童教育に携わって参りました。

    学童クラブの現場では、小学校1年生から3年生の共働き家庭や一人親家庭の児童における放課後の生活の場として、子供たちと長い時間を過ごす事が出来ました。そこでは家庭と同様、静養、おやつ、宿題、遊びを通して、生活の一部を共有しておりました。

    その中には、発達障害の児童との関わりもありました。あくまで私感としてということにはなりますが、発達障害の児童の中には同年代の児童と比べて、体格や運動能力に差があったりなどの身体的差異が見受けられることがあり、またその他の傾向として「生活時間の不規則」や「偏食」が際立っていたことを覚えています。中でも「偏食」については、あくまでも自分の理解の範囲でしかありませんが、想像を超えるレベルにショックを受けたほどです。

    もちろん「偏食」が発達障害を引き起こす直接的原因であるかどうかは分かりません。しかし私は何かしらの関係性を推測していく中で、「食育」に取組んでいった結果、必然的に「食に関する興味」を持ち始めたのです。

    そこで真っ先に始めたことは、スーパーの食品ラベルを見て買い物をするようにしたことでした。

    当然素人がラベルの表記をみて、背後の事実を見極めることは困難です。というわけで食品表示法を調べたり、添加物の種類を調べたりと、先ずは「自分の見る目」を育てる必要がありました。

    比較的順調に知識が蓄えられていったように思います。

    売り場の中においては、表面上、最も安全であろう食品を選ぶことが出来るようになっていたと思います。

    しかしある日、とうとう重大なことに気が付いてしまいました。それは私が注意を払っていたのはラベルに記載されている成分のことばかりであって、素材そのものの安全性のチェックに意識が全く及んでいなかったことです。

    この気づきから農業に目が向き始めました。一体この加工品のメイン素材である野菜は、どのような環境で栽培されてきたのだろうかと。

    “世の中は紛らわしい表記で溢れています”

    減農薬、低農薬、無農薬、特別栽培、自然栽培、有機栽培、オーガニック、自然農法など。

    ここに種の種類が入ってくると縦列組み合わせでは膨大なパターンが生まれ、ほとんどパニックです。一つ一つこの混乱の糸を解きほぐして行った結果、私が辿り着いた結論・場所が「固定種・在来種の自然栽培」でした。

    そのあたりからでしょうか。私はこの自然栽培に猛烈に惹かれはじめ、どうにかして自分自身が農業者として安心安全な野菜の栽培に従事したい、と考えるようになったのは。

    当然ですが、自然栽培はおろか農業と無縁の人生を送ってきた私に伝手はありません。先ずはインターネットで農業とは何であるのかから始まり、営農するために必要な準備と段取りの仕方など、新規就農者のブログ記事を中心に、実体験に基づいた生きた情報を求めていく中で、その日は唐突に訪れました。農場でのスタッフ募集でもないかなあと、何の気なしに入ったハローワークで一つの求人票を見つけたのです。

    そうです。皆様すでにお気づきの通り、それが翔栄ファームのスタッフ募集でした。

    清水の舞台から飛び降りました。現在私は翔栄ファーム龍ヶ崎農場の一員として、固定種・在来種の自然栽培を行っています。もちろん栽培技術や経験がないため、先輩スタッフや自然栽培のアドバイザーの方から、作農のいろはを教わりながらの営農です。

    そんなとても充実した日々を送っていく中で、今となっては、毎日が真新しく、今日と同じ日は二度と訪れないことが、農業あるいは自然栽培の醍醐味だと思うに至りました。まだ半年程度しか経っていないにも関わらず、非常に密度の濃い時間と貴重な体験をさせていただいている証拠だと思っています。

    実はこのような話をする際によく聞かれることがあります。それは、「それだけ濃密な時間を過ごしていく中でひときわ印象的な出来事は何ですか?」ということと、「一番感動したことは何ですか?」という質問です。私は明確に「それはこんな経験です!」と答えることはあまりありません。どちらかというと以下のような話をしています。

    私は今まで東京都内でずっと生活してきました。日常生活の移動の中において、目的地に着くまでに土の場所を歩くことはまずありません。また空の広さを実感することもほとんどありませんでした。

    それが今ではどうでしょうか?
    ぐるり360度が土の地面です。長靴と作業服がユニフォームです。もちろん作業中もすべて土の上です。また、空はもの凄く広く、空を見上げる生活が今となっては当たり前のスタイルです。この時期ですと、ウグイスの鳴き声もだんだん上達し、畑ではキジがのどかに歩き、気温の上昇と共に虫も雑草も野菜も大きく成長しています。手作り腐葉土の天地返しをするときに、大量のミミズを発見して喜んだりしています。
    もちろんドラマティックな出来事も起こりますが、私に取ってのかけがえのない経験はイベント的なものよりはむしろ、「自然と共に過ごす今の生活環境そのものです」とお答えしています。

    実際に人生が大きく変わった気がしていますので。

    偏食, 固定種, 在来種, 無化学肥料, 無農薬, 翔栄ファーム, 自然栽培, 茨城県, 農業, 遺伝子組み換えでない, 野菜, 食育, 龍ヶ崎市

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