食品を選ぶ際に気を付けたいこと、日常的に食べてしまっている超加工食品と言われる食品、これらが私たちの健康に与える悪い影響はどのようなものなのか、今回は超加工食品についてのお話です。
■超加工食品とは?
糖分、塩分、脂肪を多く含む加工済みの食品のことを超加工食品と呼びます。添加糖や香辛料や乳化剤、保存料などたくさんの添加物を使って常温でも保存でき、日持ちもするという便利な食品なのですが・・・
例えば、ポテトチップスや菓子パン、カップ麺、クッキーや冷凍ピザなどスーパーに行けば必ずと言っていいほど手に入る食品です。さらには清涼飲料水やソーセージ、ベーコンなど(最近では加工肉に関しては無添加のものも見られますが)これらは安さ、便利さ、保存性、更には美味しい味にするなどを目的とした食品添加物がたっぷりと含まれています。

食品添加物は風味、食感、食品を長持ちさせる、生産コストの削減などを目的として使用されておりますが過去には発がん性が確認されたものもあります。
ハム、ベーコンの発色を良くするために使用されている亜硫酸ナトリウムやヨーグルトの合成甘味料など身近にある食品には様々な添加物が使用されていることに私たちは食品を購入する前に意識する必要があると思われます。

■超加工食品に注意する理由とは?
超加工食品をお勧めしない理由としては以下のことが言えます。
カロリーが高い、
塩、砂糖、脂肪が多い、
これらは明らかにからだに悪いと感じられます。
更には味が濃い、甘い、辛い、など人がおいしいと感じられやすくつくられているためその味に慣れてしまうとその味が止められなくなり繰り返し摂取してしまう、その味でないと物足りなくなるといった中毒性のある食品であると言えます。
そのためたまに食べるという程度なら(もちろん控えたほうがいいのですが)、からだに大きな影響はないと考えられるかと思われますが、スーパーで買い物する際に味が濃くて、甘くて、辛くて、美味しい超加工食品ばかりを選ぶ習慣が身についてしまいこれらを毎日食べる生活を長く続けてしまうと体に悪影響が出てくることは間違いありません。

■ホールフードの割合を意識してみましょう!
ホールフードとは食材を精製したり加工をしないで皮や根、葉、種を含めて丸ごと食べるという考え方や食品のことをいい、丸ごと食べることでビタミンやミネラルなど高い栄養価を得ることができます。
精製加工されていないものは食物繊維が豊富なため食後の血糖値が上昇しにくくなるため安定します。さらには通常捨ててしまう部分も丸ごと食することにより食品ロスの削減にもなり環境に優しくエコな食生活を送ることができると考えられます。
食品として販売される前の加工や精製を可能な限り抑えている植物性食品を選び意識して食卓に並ぶ量を増やしていくことが健康な食生活につながります。
保存がきく食品を減らしてみましょう。
長く保存がきくということは腐らないよう何らかの加工がされていると考えられます。保存がきかない食品の方が体には良いと保存料にも意識しましょう。
健康そうなパッケージにも騙されないようにしましょう。
例えばノンオイルドレッシング、ノンオイルとあるのでヘルシーだと思いつい手が伸びてしまうかもしれません。しかしこのノンオイルドレッシング、実は油の代わりに糖分や塩分、増粘多糖類や化学調味料などの食品添加物を使用しておりこれらでとろみやコクを補っているという超加工食品です。いかにも体によさそうなパッケージの食品でもきちんと裏の原材料を確認することが大切です。

■健康な食生活を送るためにもこころがけたいこと
甘いものがやめられない、これを食べないと1日が始まらないなど特定の食品を食べないといられない、食べたくてしょうがないなんてことはありませんか?それは中毒です。
コンビニでつい買ってしまうスイーツや菓子パン、今日はご褒美が毎日続いてしまっていませんか?自分がそれらの食品に依存し、中毒状態になっていることに気づきましょう。まずは自分を客観的にみることが食生活の改善の第一歩となります。
自分へのご褒美だったはずのスイーツや菓子パンなどを止めることはとても勇気のいることで最初はストレスになることもあるかもしれません。なぜならこれらを食することで喜びや楽しみがあったわけですから当然です。
しかしながらこれらの超加工食品をなるべくやめることで自分のからだの変化にも気づくようになる日が必ず訪れます。それに気づいた時今までの食生活が間違いであったことを知ることになります。一般的には以下のような体の変化があるとされています。
◎超加工食品は食べ過ぎるように設計されているので私たちの脳の満腹中枢を脅かしやすく、超加工食品を食べないことでホルモンバランスが整い、自然と適量で満足できるようになります。そのため自然と体重も減少します。
◎摂取しないことで血糖値の急激な乱高下や食品添加物が与える全身の炎症などが抑えられるため食後に起こる激しい眠気やだるさが減り、朝もスッキリ起きられるようになります。
◎腸内環境が整うので肌のターンオーバーが正常化し、肌荒れやニキビなどの肌のトラブルが改善されます。
◎食品添加物を摂取することで腸内細菌のバランスが乱れ、脳の神経伝達物質に悪影響を及ぼします。これによりうつ症状を引き起こす可能性があり、摂取しないことによりイライラや気分の落ち込みなどが減りメンタルが安定、集中力も持続するようになります。
◎乳化剤や人工甘味料などの添加物が減ることで、腸内の善玉菌が守られ、腸本来のバリア機能が回復し便秘が改善されます。
超加工食品を止めましょうとは言え、いきなりゼロにするのは難しいかもしれません。長続きさせるためにもインスタント麺を手作りのうどんやそばにする、甘いお菓子を食べないでナッツやドライフルーツをおやつにするなど無理しないで出来る事から始めてみましょう。








