栄養素が豊富で効率的に栄養を補える食材としてその健康力が注目され「完全栄養食」として選ばれている玄米ですが特有の臭いやパサパサした食感が食べにくいと感じられる方が多いようです。そんな方におすすめなのが酵素玄米ご飯、寝かせ玄米と呼ばれるものです。
■玄米のすごいところ
玄米のすごいところは白米の約4〜6倍の食物繊維と豊富なビタミンB群・ミネラルを含むこと、血糖値の上昇が緩やか(低GI)で腹持ちが良く、腸内環境改善・ダイエット・健康維持に非常に効果的なことなどから「完全栄養食」とも呼ばれるほど栄養素が豊富、効率的に栄養を補える食材として選ばれているからです。

しかしながら、玄米は白米と違い硬い層で覆われているため白米のように炊いてしまうとパサパサしていて硬くて食べにくいなど美味しさを感じられない、玄米特有の風味になれることができないなど敬遠される傾向にあるようです。
玄米特有の食感が苦手という方は白米とブレンドしてみることで玄米特有の食感、風味が和らぎ食べやすくなります。また、浸水時間を充分にとる、理想は一晩と言われていますが、ふっくらと美味しく炊き上げることができます。

■酵素玄米ごはんのすすめ
完全栄養食と呼ばれている玄米には糠層が残っている玄米は消化に時間がかかり胃腸にも負担をかけやすく、特に胃腸が弱い人、ご高齢の方や小さなお子様には不向きかもしれません。
誰もがより玄米を美味しくいただける方法としておすすめなのが酵素玄米ご飯です。酵素玄米ご飯は玄米特有のパサパサさもなくモチモチ食感で甘味も増し、消化も良くなります。
玄米も酵素玄米ご飯も栄養価が高く、食物繊維、ビタミンB群、ミネラルなどが豊富ですが、消化吸収のしやすさでは熟成されるため酵素玄米の方が優れています。また、酵素玄米ご飯は酵素の働きでアミノ酸なども増加します。香ばしい赤飯のような食感が食べやすいのも特徴です。

■酵素玄米ごはんとは?
酵素玄米ごはんとは、玄米を小豆、塩と一緒に炊き、3~4日保温して熟成させた玄米のことで『寝かせ玄米』ともよばれます。 炊き上がった玄米を寝かせることで、酵素の働きが活性化、通常の玄米よりもギャバなどの栄養素がアップします。そして酵素玄米の魅力は、ずばり “モチモチの食感” です。
玄米は白米に比べて消化吸収が悪く、人によってはよく噛まずに食べてしまうと胃腸に負担がかかることもあります。また玄米特有のパサパサ感にどうしてもなじめないという方も多いかもしれません。
玄米を酵素玄米ごはんにすることで食感はモチモチ、とても食べやすくなると同時に玄米を発酵させた酵素玄米ご飯は米粒内の栄養素が玄米で食べるより、さらに活性化され、消化や吸収もしやすくなります。そのため胃腸に負担がかかることもありません。

■美味しくいただこう!酵素玄米ご飯
玄米とは・・・
一番外側のもみ殻を外したものが玄米です。
ちなみに白米は 玄米からぬかの層を取った状態から胚芽米の胚を取ったものです。
酵素とは・・・
たんぱく質の1つで通常は人の体内で作られます。酵素を摂ることで悪玉菌の発生が減り体内の菌バランスをサポートしてくれます。
酵素には「体内酵素」と「体外酵素」の2種類があります。
●体内酵素は胃や小腸などの消化器官から分泌される消化酵素(体内にとりいれた食物を吸収しやすいように消化、分解してくれます)と吸収された栄養素をからだの細胞に届ける代謝酵素(全身の機能を安定させ新陳代謝を良くしてくれます)があります。
●体外酵素は食べ物に含まれており食物酵素とも言われ、消化を助けることで消化酵素を節約、代謝酵素の働きをサポートします。年を重ねるにつれ体内酵素を作ることができる量が減ってくるためその不足分は食物酵素で補う必要があります。
「酵素玄米どうやってつくるの?」
準備するものは玄米、小豆、天然塩、水です。玄米4合に対し小豆50g、塩3g、水1000㏄が標準的とされていますがお好みで調整してください。
① 玄米を研ぎましょう。研いだ玄米の水気をとったら小豆、塩を入れ玄米炊飯の分量の水をいれ30分以上浸しておきましょう。玄米をふっくら柔らかく炊くためです。
② 炊飯器の玄米モードもしくは圧力炊飯モードで炊飯します。
③ 炊きあがったら70~74度の保温状態を維持させながら一日一回、かき混ぜ保温します。
3日ほど寝かせ熟成させれば「酵素玄米」としてお召し上がりいただけます。3日~4日後くらいが最も甘味、モチモチ感が増して食べごろと言われています。
その後1週間くらいは保存可能ですがだんだんパサパサになってくるので4日目で食べきれないときは小分けにラップで包み冷凍保存するのがおすすめです。冷凍の状態で約1ヶ月ほど保存可能です。冷凍すると酵素が死んでしまうのではと思われるかもしれませんが、冷凍した場合の酵素は死なず休眠状態(冬眠している)になるだけで解凍すればまた活性化するので心配はいりません。
保温されている玄米は日ごとに玄米が褐色に色が濃く変化していきます。メイラード反応と呼ばれ「メラノイジン」という物質を生み出します。抗酸化作用、動脈硬化予防、高脂血症予防、整腸作用、血液をサラサラにして若さを保つ働きがあると言われています。
解凍時は蒸し器で蒸すのがパサつきもなく一番おいしいのですが、電子レンジの場合は少し水分を霧吹きなどで加えてから加熱すると美味しく仕上がります。
普通に炊いて食べる場合より血糖値を正常化させ、ダイエット効果や免疫力アップなど健康にいい効果があります。

「なぜ小豆を入れるの?」
玄米と小豆を一緒に炊いて保温させることで玄米の糖質に小豆のたんぱく質、アミノ酸が反応し、メラノイジンが生成されます。そのことにより強い抗菌作用が働き玄米が腐らず熟成できるからと言われています。
小豆は「しょうず」とも呼ばれ、不溶性(水にとけにくい)食物繊維やたんぱく質、ビタミン群、鉄、カリウム、サポニン、ポリフェノールなどの栄養素が含まれています。
強い抗酸化力があり、疲労回復のサポート・動脈硬化、便秘解消・むくみ解消、貧血予防、美容、ダイエット・アンチエイジングなど体質改善の効果が得られると言われていてうれしい効能がたっぷりのようですが、甘いあんこを大量に食べたりすると糖尿病や肥満の原因にもなりますので過剰摂取をしないよう気を付けましょう。
ダイエット効果
血液サラサラ
デトックス
便秘解消
美肌
むくみ解消
などなど、美容と健康に様々な効果があると言われている酵素玄米ご飯、ぜひ玄米を美味しくいただいて玄米生活をお楽しみください。








