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【農場便り】翔栄ファームに訪れる虫たち|害虫は誰が決める?

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    【農場便り】翔栄ファームに訪れる虫たち|害虫は誰が決める?

    By sg_webmaster | 農場便り | Comments are Closed | 6 1月, 2023 | 1

    皆さんこんちには。
    翔栄ファーム・龍ヶ崎農場のNです。

    害虫や益虫と言う言葉を開きます。
    皆さんは、害虫という「悪い虫」と言うイメージをお持ちかと思います。

    確かに、私たち人間からすれば「悪い虫」かもしれません。
    でも、それって本当にそうなのでしょうか?

    今回は、そんなことを考えつつ、私たちが日々闘っている「害虫」について考えてみました。

    【目次】

    ・害虫は「悪い虫」なのか?
    ・翔栄ファームの虫対策
    ・畑のエイリアン「アブラムシ」
    ・見た目が悪くなる厄介者「ダニ」
    ・味方にも敵にもなる「ハチ」

    ■ 害虫は「悪い虫」なのか?

    害虫は人間にとって、野菜や果物など作物の栽培に於いて妨げになる虫のことです。

    しかし、これは、人からの一方的な視点における分類ともいえなくは無いかと思います。
    地球や自然全体から見ると、これとは別の考えも出来ます。
    「害虫」とは一面だけを見た括り方の単語ではないでしょうか?

    害虫といえども、その単体そのものは、いずれ何か他の生物に食べられて糧となります。
    つまり、食物連鎖の中の1部であると言えます。

    そのように考えれば害虫も害虫ではなくなるのではないかと感じてしまいます。

    作物を大量に栽培するにあたって、もちろん害虫の駆除と言うのは大切な観点だと思います。

    しかし、自然栽培において特定の虫が大量に発生する状況と言うのは、特定の作物だけを作るといった植物の偏りや、自然界における調和や均衡の崩れが原因となっているのではないか?
    そのような説を読んだことがあります。

    野菜を栽培するだけで、少なからず自然や生態系に何らかの影響を与えていると言えます。
    もしかしたら、虫たちはその均衡を整える役目があるのかもしれません。

    あえて人間の視点を除いて言えば、そう見えなくもありません。
    人間が作った偏りを、人間以外の活動で整えられている…害虫はそのために存在する…と考えるのは突飛なことでしょうか?

    農薬を使わない翔栄ファームにはさまざまな虫が来ます

    ■ 翔栄ファームの虫対策

    とは言え虫は厄介者。
    建前をなくせばそうなります。

    あまりにも虫食いになった葉っぱを見ると、せっかく収穫した野菜も、なんだか虫の食べ残しみたいな気がするものです。

    しかし、私達はなす術なく虫たちにやられっぱなしと言うわけではありません。
    翔栄ファームでは、殺虫剤などの農薬は使いませんが、虫を寄せ付けないように防虫ネットを利用したりします。

    またコンパニオンプランツを野菜の近くに植えたりします。

    例えばトマトの株の近くにバジルを一緒に植えています。
    虫たちは、バジルの独特な芳香を嫌うとされ、この忌避効果を期待してバジルを植えるのです。

    他にも、虫を見つけたら手で駆除したりします。
    ストチューというお酢や焼酎を混ぜた、自然成分を利用した自然農薬を使用する時も有ります。

    雑草が虫の発生を助長したりすると思ったら念入りに草刈りや草むしりを行います。

    そんな風に私たちは野菜の栽培を行っています。
    一般的な野菜の栽培(農薬を使えば、はるかに手間がかかりません)よりも手間暇がかかる栽培なのですが、根気よく行っています。

    それでは、ここから私たち翔栄ファームの農場に訪れる虫たちの一部を、ご紹介いたします。
    (あまり良い写真が無くて申し訳ありません。)

    天然成分を使った自然農薬ストチュー

    ■ 畑のエイリアン「アブラムシ」

    畑のエイリアン「アブラムシ」

    アブラムシは、ナス科のピーマンやナス、キク科の春菊、アブラナ科の白菜、ブロッコリー、ケールなど様々な植物に付きます。
    羽の裏側などについている事が多いため、非常に見つけにくく見落としてしまいます。

    アブラムシのメスは、実は羽を持ちません。
    オスには羽があり様々な作物間を移動して植物の汁を吸っています。
    春と秋によく飛びまわります。

    メス単体でも増えることがありますし、オスとメスの交尾によっても増えて行きます。

    産卵する時にすでに次の子孫がお腹の中に居るそうです。
    数日のうちにかなり増殖しますので驚きます。

    その増殖力や見た目から 恐ろしいエイリアンの様だ と言う人もいます。

    蛾や蝶の幼虫と違い食害は少ないのですが、汁を吸う際に前に吸った植物の病気が伝染していくことがあります。
    そうすると被害は二次的に広がっていくのでかなり注意が必要な虫です。

    天敵であるテントウムシがいると幾らかは数が抑えられます。
    天敵利用としてテントウムシが売られていて、それを購入したりする農家さんもいる程です。

    また、アブラムの味方もいます。
    蟻です。
    蟻とアブラムシは蜜月の関係にあります。「Win-Win」相利関係にあります。
    アブラムシが出す甘い液体を蟻が吸う、蟻がいることによって天敵のテントウムシを寄せ付けない、用心棒のように守ってもらっている様です。

    アブラムシ対策の頼もしい味方テントウムシ

    ■ 見た目が悪くなる厄介者「ダニ」

    写真に写っている赤い点は、ハクサイダニと言う虫です。
    野菜をたくさん食べていると言う感じでは無く、寒さを避けて葉物の野菜の中に潜り込んでいます。

    見た目には気づかないこともあるのですが野菜を洗っていると浮いてきたりします。
    また、気づかずに包装や封をしてしまうと、後からダニが出てくることがあります。

    一度発生してしまうと周りの株にもどんどん広がり見た目がとても悪くなります。
    除去するためには念入りに洗ったり水につけたりなどかなり手間のかかる作業が必要です。

    ■ 味方にも敵にもなる「ハチ」

    写真のハチは、おそらくオオスズメバチです。
    ハチの中でも強い毒性を持っていて体調の大きな蜂です。

    攻撃性と毒性は蜂の中でもかなりのものです。
    ツキノワグマはスズメバチの蜂蜜を取る天敵だそうで、そのためなのか黒く動くものを標的に襲ってくる、と言います。

    蜂の毒には、1種類ではなく様々な複数の毒が入っているので、人によっては強い反応を起こします。

    特に2回目に刺された場合は免疫反応や拒絶反応が強く現れ呼吸困難など強いショック状態が起きることもあるのでとても注意が必要です。
    アナフィラキシーショックと言われます。
    一度大きな蜂に刺された人はショック死を避けるためにエピネフリンの注射を携帯する人もいる程です。

    しかし、蜂は受粉を媒介してくださるありがたい虫でもあります。
    花同士を行き交って蜜を集めていくうちに雄花の花粉を雌花へ渡してくれます。

    一部の蜂は野菜につく幼虫を食べたり寄生したりもします。
    虫の中でも上位の捕食者になるのではないかと思います。

    こういった様々な虫たちの中で、私たち翔栄ファームは、日々畑仕事をしています。

    以上、私が出会った虫たちの話でした。
    読んでいただきありがとうございました。

    アブラムシ, ストチュー, ダニ, ハチ, 害虫, 害虫対策, 無化学肥料, 無農薬, 翔栄ファーム, 自然栽培

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