翔栄ファーム翔栄ファーム翔栄ファーム翔栄ファーム
  • トップ
  • 安心安全野菜の宅配サービス
  • コラム【農場便り】
  • セミナー
  • 会社概要
  • 採用情報
  • お問合せ

化学肥料と地球温暖化

NextPrevious

化学肥料と地球温暖化

By sg_webmaster | 食の安心安全について | Comments are Closed | 24 12月, 2019 | 0

二酸化炭素の約310倍の温室効果

「日本農業再生論」の著者である高橋誠鮮氏と
木村秋則氏の対談の中に非常に興味深い話がありました。
「化学肥料と地球温暖化」との関係についてです。
今回はその概要をお伝えできればと思います。

 

一般的な知識では、オゾン層破壊物質といえば、
フロンガスが思い浮かぶのではないでしょうか。
もちろんこれも有力な原因の一つではありますが、
実はフロン類の排出量はオゾン層保護の
国際規制により大幅に減っています。

では一体何が? ということになりますが、
ここで話題に上がるのが「亜酸化窒素」なのです。

 

当然ですが、化学肥料や農薬、除草剤を
田畑にまくと汚染物質が地下水に混じります。
汚染された地下水は川に流れ込み、
やがて海に出て行くことになります。
海ではプランクトンが汚染物質を食べた結果、
何とそれが原因で大量発生につながり、
その呼吸熱で海水温が上がり、
台風が発生していくというのです。

 

2009年、アメリカ海洋大気局(NOAA)の
研究者のまとめによると、
農薬・化学肥料・家畜の排泄物に含まれる
窒素肥料をまいた農地などから発生する
亜酸化窒素ガスが、地球のオゾン層を
破壊する要因であるというのです。

因みに亜酸化窒素ガスは
地球温暖化の原因の一つといわれる
二酸化炭素の約310倍の温室効果があります。

二酸化炭素の約310倍の温室効果

「日本農業再生論」の著者である高橋誠鮮氏と木村秋則氏の対談の中に非常に興味深い話がありました。「化学肥料と地球温暖化」との関係についてです。今回はその概要をお伝えできればと思います。

 

一般的な知識では、オゾン層破壊物質といえば、フロンガスが思い浮かぶのではないでしょうか。もちろんこれも有力な原因の一つではありますが、実はフロン類の排出量はオゾン層保護の国際規制により大幅に減っています。

では一体何が?

ということになりますが、ここで話題に上がるのが「亜酸化窒素」なのです。

当然ですが、化学肥料や農薬、除草剤を田畑にまくと汚染物質が地下水に混じります。汚染された地下水は川に流れ込み、やがて海に出て行くことになります。海ではプランクトンが汚染物質を食べた結果、何とそれが原因で大量発生につながり、その呼吸熱で海水温が上がり、台風が発生していくというのです。

 

2009年、アメリカ海洋大気局(NOAA)の研究者のまとめによると、農薬・化学肥料・家畜の排泄物に含まれる窒素肥料をまいた農地などから発生する亜酸化窒素ガスが、地球のオゾン層を破壊する要因であるというのです。
因みに亜酸化窒素ガスは地球温暖化の原因の一つといわれる二酸化炭素の約310倍の温室効果があります。

農業のあり方そのものを考えていくべきなのかもしれません。

令和元年の日本においては大型の台風による
度重なる被害が発生しましたが、
恐らく今年に限ったことではないでしょう。
これからも温暖化が進む流れの中では、
むしろ頻度と規模において拡大傾向にある
と見るべきだと思うのです。

 

日本は農薬大国です。
日本近海の海水温の上昇に亜酸化窒素ガスの影響が
大きい以上、農業のあり方そのものを考えることが
自然災害被害を少しでも抑えていくアクションに
なりはしないでしょうか。

それは一人ひとりの地球環境の現状と今後に対する
意識の持ち方が大切だということでもあります。

 

日本はメディア統制が
非常にうまくいっている国だと言われます。
それは一長一短あると思うのですが、情報は自分から
取りにいくという姿勢を持つ必要があるのは事実です。
知らないことには始まらないからです。
地球環境は自分の体内環境とも密接に関連します。
我々には知るべき事柄が確実にあるのです。

農業のあり方そのものを考えていくべきなのかもしれません。

令和元年の日本においては大型の台風による度重なる被害が発生しましたが、恐らく今年に限ったことではないでしょう。これからも温暖化が進む流れの中では、むしろ頻度と規模において拡大傾向にあると見るべきだと思うのです。

 

日本は農薬大国です。
日本近海の海水温の上昇に亜酸化窒素ガスの影響が大きい以上、農業のあり方そのものを考えることが自然災害被害を少しでも抑えていくアクションになりはしないでしょうか。

それは一人ひとりの地球環境の現状と今後に対する意識の持ち方が大切だということでもあります。

 

日本はメディア統制が非常にうまくいっている国だと言われます。それは一長一短あると思うのですが、情報は自分から取りにいくという姿勢を持つ必要があるのは事実です。知らないことには始まらないからです。
地球環境は自分の体内環境とも密接に関連します。我々には知るべき事柄が確実にあるのです。

出典:
朝日新聞DITAL http://www.asahi.com/eco/TKY200909050043.html
現代ビズネスhttps://gendai.ismedia.jp/articles/-/50668

二酸化炭素, 亜酸化窒素, 化学肥料, 地球温暖化, 温室効果, 無化学肥料, 無農薬, 翔栄ファーム, 農業, 農薬, 遺伝子組み換えでない, 野菜, 除草剤

Related Post

  • 【農場便り】翔栄ファームの冬のお野菜紹介(4)

    By sg_webmaster | Comments are Closed

    前回に引き続き今回も、翔栄ファームで栽培中の 冬の作物をご紹介して参ります。 大寒を目前に控え、寒さ本番! 研ぎ澄まされた大気の中で育まれる、 冬の代名詞的な固定種・在来種を4種紹介します。 「大丸聖護院大根」 「大蔵大Read more

  • 【農場便り】翔栄ファームの冬のお野菜紹介(3)

    By sg_webmaster | Comments are Closed

    新年あけましておめでとうございます。 皆様はどのようなお正月をお過ごしになられたでしょうか。 翔栄ファームは1月4日より今年の農作業を開始しました。 さて、昨年12月後半より「冬の作物紹介」をしていますが、 2021年第Read more

  • 【農場便り】翔栄ファームの冬のお野菜紹介(2)

    By sg_webmaster | Comments are Closed

    今回の翔栄ファーム「農場便り」は、 前回に引き続き現在農場で収穫を迎えている 冬野菜のご紹介をして参ります。 一気に寒さが増してきましたが、 畑ではこの時期に実る旬の作物が最盛期を迎えています。   今回は6種Read more

  • 【農場便り】翔栄ファームの冬のお野菜紹介(1)

    By sg_webmaster | Comments are Closed

    12月も後半に突入し、世間は完全に年末ムード。 新しい年を迎える何とも言えないワクワク感が、 翔栄ファームスタッフの心の中からも溢れています。 今回は現在の収穫している何種類かの作物について、 簡潔にご紹介していこうと思Read more

  • 【農場便り】無事に結球し一安心のキャベツ。初収穫です!

    By sg_webmaster | Comments are Closed

    キャベツを初収穫しました。 本当に良かったです。 実はかなりドキドキしていましたが、 ちゃんと結球しています。 若干小ぶりではありますが、 再来週あたりからの本格収穫の頃には 十分なサイズになると思われます。 比較的早くRead more

NextPrevious

メルマガ登録

翔栄ファームのメールマガジンでは、不定期で「食の安心安全にまつわる豆知識」「農場の旬なお野菜情報」「農場体験などのイベント情報」「宅配サービスでのお買い得情報」など、さまざまな情報を発信していきます。

無料メルマガ登録はこちら

最近の投稿

  • 【農場便り】翔栄ファームの冬のお野菜紹介(4)
  • 【農場便り】翔栄ファームの冬のお野菜紹介(3)
  • 【農場便り】翔栄ファームの冬のお野菜紹介(2)
  • 翔栄ファーム・年末年始の休業について
  • 【農場便り】翔栄ファームの冬のお野菜紹介(1)

カテゴリー

  • イベント情報 (7)
  • 超自然シリーズ (1)
  • 農場便り (77)
  • 食の安心安全について (67)
2021年1月
月 火 水 木 金 土 日
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
« 12月    
Copyright SYOUEI CREATE Co., Ltd. All Rights Reserved
  • トップ
  • 安心安全野菜の宅配サービス
  • コラム【農場便り】
  • セミナー
  • 会社概要
  • 採用情報
  • お問合せ
翔栄ファーム

安心・安全な食の通販サイト「しぜんとくらそ(しぜくら)」