新年あけましておめでとうございます。
皆様はどのようなお正月をお過ごしになられたでしょうか。
翔栄ファームは1月4日より今年の農作業を開始しました。
さて、昨年12月後半より「冬の作物紹介」をしていますが、
2021年第1回目の農場便りでも
現在翔栄ファームで栽培している農作物の
ご紹介から始めたいと思います。
今回は、翔栄ファーム前橋農場で栽培中の
固定種・在来種の野菜を5種類、
「みやまこかぶ」
「下仁田ネギ」
「三浦大根」
「福地ホワイト六片」
「黒田五寸人参」
です。
■ みやま小かぶ(みやまこかぶ)
みやま小かぶは、
金町小かぶの改良品種として知られる固定種です。
とても個性的なかぶのため出荷向きではありませんが、
栽培自体は簡単で家庭菜園が一般的になっています。
初冬頃から春先にかけてが最も美味しく食べられ、
寒くなるにつれ甘みが増します。
主に埼玉と熊本で栽培されています。
■ 下仁田ネギ(しもにたねぎ)
下仁田ねぎは群馬県甘楽郡下仁田町
およびその周辺で栽培されている在来種です。
1本ねぎで株分れは少なく、
直径は6~9センチのものもあり、
一般のねぎよりも明らかに太いのが特徴です。
生では辛味が強すぎて食べられないほどですが、
熱を通すと特有の甘味がでます。
すきやきや鍋物の具材として使われる場合が多いようです。
■ 三浦大根(みうらだいこん)
三浦大根は、大正時代に
「高円坊大根」という三浦産の大根と
「練馬大根」を掛け合わせにより誕生しました。
知名度は非常に高いですが、
三浦市全体における三浦大根の生産量はわずか1%程度です。
白首系で水分を非常に多く含み、みずみずしい一方、
みっちりと身が詰まっており荷崩れしづらいため
煮物などに重宝されています。
■ 福地ホワイト六片(ふくちほわいとろっぺん)※ニンニク
原産地は青森県福地村で、
日本を代表する最高級品種のブランドにんにくです。
1片が大きく、色は雪のように白く、
表面に張りがあり実が引き締まっているのが特徴です。
1玉に、平均4~6片と少ないのですが、一粒が大きいです。
味も濃厚で甘味があり、栄養がぎっしり詰まっています。
■ 黒田五寸人参(くろだごすんにんじん)
黒田五寸人参は、長崎県大村市で生まれた固定種です。
根色はニンジン品種中、最も濃く、
中心部まで濃紅橙色(紅心)であり、
カロチン含有量が豊富です。
肉質は軟らかくニンジン臭が無く、食味は最高であり、
煮物や炒め物はもちろんのこと、生食やジュースにも最適です。
とうわけで、今回は現在前橋農場で
栽培しているもののうち5品種をご紹介しました。
固定種・在来種(伝統野菜含む)には様々な歴史があり、
有名なもの、名前は聞いたことがないけど
実は食べたことがあるものなど、
実に豊富な種類が存在しています。
これからも「翔栄ファーム農場便り」を通じて
栽培中の固定種・在来種をご紹介できればと思っています。
新年あけましておめでとうございます。皆様はどのようなお正月をお過ごしになられたでしょうか。翔栄ファームは1月4日より今年の農作業を開始しました。
さて、昨年12月後半より「冬の作物紹介」をしていますが、2021年第1回目の農場便りでも現在翔栄ファームで栽培している農作物のご紹介から始めたいと思います。
今回は、翔栄ファーム前橋農場で栽培中の固定種・在来種の野菜を5種類、
「みやまこかぶ」
「下仁田ネギ」
「三浦大根」
「福地ホワイト六片」
「黒田五寸人参」
です。
■ みやま小かぶ(みやまこかぶ)
みやま小かぶは、金町小かぶの改良品種として知られる固定種です。とても個性的なかぶのため出荷向きではありませんが、栽培自体は簡単で家庭菜園が一般的になっています。初冬頃から春先にかけてが最も美味しく食べられ、寒くなるにつれ甘みが増します。主に埼玉と熊本で栽培されています。
■ 下仁田ネギ(しもにたねぎ)
下仁田ねぎは群馬県甘楽郡下仁田町およびその周辺で栽培されている在来種です。1本ねぎで株分れは少なく、直径は6~9センチのものもあり、一般のねぎよりも明らかに太いのが特徴です。生では辛味が強すぎて食べられないほどですが、熱を通すと特有の甘味がでます。すきやきや鍋物の具材として使われる場合が多いようです。
■ 三浦大根(みうらだいこん)
三浦大根は、大正時代に「高円坊大根」という三浦産の大根と「練馬大根」を掛け合わせにより誕生しました。知名度は非常に高いですが、三浦市全体における三浦大根の生産量はわずか1%程度です。白首系で水分を非常に多く含み、みずみずしい一方、みっちりと身が詰まっており荷崩れしづらいため煮物などに重宝されています。
■ 福地ホワイト六片(ふくちほわいとろっぺん)※ニンニク
原産地は青森県福地村で、日本を代表する最高級品種のブランドにんにくです。1片が大きく、色は雪のように白く、表面に張りがあり実が引き締まっているのが特徴です。1玉に、平均4~6片と少ないのですが、一粒が大きいです。味も濃厚で甘味があり、栄養がぎっしり詰まっています。
■ 黒田五寸人参(くろだごすんにんじん)
黒田五寸人参は、長崎県大村市で生まれた固定種です。根色はニンジン品種中、最も濃く、中心部まで濃紅橙色(紅心)であり、カロチン含有量が豊富です。肉質は軟らかくニンジン臭が無く、食味は最高であり、煮物や炒め物はもちろんのこと、生食やジュースにも最適です。
とうわけで、今回は現在前橋農場で栽培しているもののうち5品種をご紹介しました。固定種・在来種(伝統野菜含む)には様々な歴史があり、有名なもの、名前は聞いたことがないけど実は食べたことがあるものなど、実に豊富な種類が存在しています。
これからも「翔栄ファーム農場便り」を通じて栽培中の固定種・在来種をご紹介できればと思っています。