日本の農産物は安全なのでしょうか?
日本の農産物は安全なのでしょうか?
これは60年前のアメリカでの出来事ですが、
硝酸態窒素残留ホウレン草により
赤ちゃんが死に到りました。
硝酸態窒素が体内に入ると
亜硝酸態窒素という有害物質に変化し、
血液中のヘモグロビン活動を阻害するのです。
結果として酸欠になったり、
発がん性のもとを生み出したり、
糖尿病を誘発したり、
といったことにつながる事があるそうです。
この硝酸態窒素は未完熟の堆肥、化学肥料が
原因で発生することがあるので要注意です。
因みにヨーロッパでは、
硝酸態窒素に対して
厳しい規制が設けられています。
基準値は3,000ppm。
万が一この数値を超えると
市場に出すことは出来ないのが当然で、
かつ何と「汚染野菜」という
レッテルまで貼られてしまいます。
翻って日本ではどうかというと、
こちらは、な、何とですが、
その基準が野放し状態で、
農水省の不問に付しているというから驚きです。
抜き打ちで日本のスーパーの
チンゲン菜の硝酸態窒素を測定したところ、
その数値は16,000ppm!!
お米の計測に到っては最低の数値で
12,000ppmだったそうです。※1
数値の大小とその影響については
よく分かりませんが、
少なくともヨーロッパの基準に照合すれば
文句なしの汚染野菜ということになります。
次に農薬について触れようと思います。
日本の農産物は安全なのでしょうか?
日本の農産物は安全なのでしょうか?
これは60年前のアメリカでの出来事ですが、硝酸態窒素残留ホウレン草により赤ちゃんが死に到りました。
硝酸態窒素が体内に入ると、亜硝酸態窒素という有害物質に変化し、血液中のヘモグロビン活動を阻害するのです。
結果として酸欠になったり、発がん性のもとを生み出したり、糖尿病を誘発したり、といったことにつながる事があるそうです。
この硝酸態窒素は未完熟の堆肥、化学肥料が原因で発生することがあるので要注意です。
因みにヨーロッパでは、硝酸態窒素に対して厳しい規制が設けられています。
基準値は3,000ppm。
万が一この数値を超えると、市場に出すことは出来ないのが当然で、かつ何と「汚染野菜」というレッテルまで貼られてしまいます。
翻って日本ではどうかというと、こちらは、な、何とですが、その基準が野放し状態で、農水省の不問に付しているというから驚きです。
抜き打ちで日本のスーパーのチンゲン菜の硝酸態窒素を測定したところ、その数値は16,000ppm!!
お米の計測に到っては最低の数値で、12,000ppmだったそうです。※1
数値の大小とその影響についてはよく分かりませんが、少なくともヨーロッパの基準に照合すれば文句なしの汚染野菜ということになります。
次に農薬について触れようと思います。
単位面積あたりの日本の農薬使用量は、アメリカの7倍!!
平成22年までのデータですが、
日本は農薬の使用量がとりわけ高いのです。
その順位は上から、中国、日本、韓国、
オランダ、イタリア、フランスとなります。
驚くなかれ、単位面積あたりの使用量は
アメリカの7倍です!!
これはもちろん日本のことです! ※2
アメリカの広大な農地に
セスナから豪快に農薬を散布する映像を
ご覧になった方も多いと思います。
それの7倍?
一瞬耳を疑ってしまいます。
現在もこの状況があまり改善されていないとすれば、
我々日本人は食べるものに対して
無頓着ではいられないのではないでしょうか。
残留農薬のある野菜を
食べ続けることになってします。
具体的なエビデンスを
この場で示すことはできませんが、
体内に蓄積すると人体に悪影響を及ぼすことは必定です。
これを読んで驚いているのは、
もしかしたら日本人だけかもしれません。
なぜならば、世界から見ると
日本の食材は信頼度がかなり低いのです。
この実情に対して我々ができることとして、
栽培方法に関する正しい知識が必要だと
考えているのです。
単位面積あたりの日本の農薬使用量は、アメリカの7倍!!
平成22年までのデータですが、日本は農薬の使用量がとりわけ高いのです。
その順位は上から、中国、日本、韓国、オランダ、イタリア、フランスとなります。
驚くなかれ、単位面積あたりの使用量はアメリカの7倍です!!
これはもちろん日本のことです! ※2
アメリカの広大な農地に、セスナから豪快に農薬を散布する映像をご覧になった方も多いと思います。
それの7倍?
一瞬耳を疑ってしまいます。
現在もこの状況があまり改善されていないとすれば、我々日本人は食べるものに対して無頓着ではいられないのではないでしょうか。
残留農薬のある野菜を食べ続けることになってします。
具体的なエビデンスをこの場で示すことはできませんが、体内に蓄積すると人体に悪影響を及ぼすことは必定です。
これを読んで驚いているのは、もしかしたら日本人だけかもしれません。
なぜならば、世界から見ると日本の食材は信頼度がかなり低いのです。
この実情に対して我々ができることとして、栽培方法に関する正しい知識が必要だと考えているのです。
食べ物は自分で見極める時代
大別すると世界には
3つの栽培方法があります。
1つ目は慣行栽培。現代農業の主流であり、
化学肥料、農薬、除草剤を使用します。
2つ目は有機JAS、オーガニック
と呼ばれる農法です。
これは家畜の堆肥を主に使う動物性有機堆肥、
米糠や菜種油かすなどの植物性の有機堆肥を
施すもので、且つ国が認めた農薬を使っても
いいというのが特徴です。
そして3つ目が自然栽培です。
自然栽培は明確な定義はありませんが、
一般的には農薬・化学肥料・除草剤は不使用で
有機肥料も不使用です。自然の力だけを
頼りにした本来あるべき栽培方法です。
摂取するものは自分で選ぶ必要があるのです。
今一度、買い物の際には
注意を払ってみてはいかがでしょうか。
食べ物は自分で見極める時代
大別すると世界には3つの栽培方法があります。
1つ目は慣行栽培。現代農業の主流であり、化学肥料、農薬、除草剤を使用します。
2つ目は有機JAS、オーガニックと呼ばれる農法です。
これは家畜の堆肥を主に使う動物性有機堆肥、米糠や菜種油かすなどの植物性の有機堆肥を施すもので、且つ国が認めた農薬を使ってもいいというのが特徴です。
そして3つ目が自然栽培です。
自然栽培は明確な定義はありませんが、一般的には農薬・化学肥料・除草剤は不使用で有機肥料も不使用です。自然の力だけを頼りにした本来あるべき栽培方法です。
摂取するものは自分で選ぶ必要があるのです。
今一度、買い物の際には注意を払ってみてはいかがでしょうか。
※1 日本人だけが知らない!日本の野菜は海外で「汚染物」扱いされている
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/50668?page=2
※2 FAO(国連食糧農業機関) http://www.fao.org/home/en/