前橋にある翔栄ファームの各圃場と事務所前に
監視カメラを設置しました。
防犯対策以外に、一つだけ別の理由があります。
それは時折発生する獣による被害の解明です。
実際のところ、
「恐らくこの動物による被害であろう」
程度の予測はついていますが、
実際にそれがイノシシなのか
ウサギなのか、はたまたサルなのかの
確証があるわけではないんです……
つまりイノシシ想定でネットを張っても、
真犯人がサルだとしたらあまり意味を成しませんし、
また、実際はウサギの仕業だったとしたら
ネットは過剰かもしれないんです。
実態を把握し、適切な対策をするために、
とにかくカメラに何が映るのか、
それをこの目で確かめたいと思っています。
動きがあり次第、
「圃場便り」でお知らせします。
茄子のためにマイカ線を張る
さて、前回お伝えしたとおり、
前橋圃場では台風15号の被害を
受けることはありませんでした。
今日も日常的な農作業が
激しくも淡々と進行しています。
今日はナス畑にマイカ線を張りました。
マイカ線とは農業でよく使われる
紐のようなものです。
一般的にはビニールハウス組立時の必需品ですが、
翔栄ファームではナスの枝が垂れ下がらないよう、
マイカ線を寄りかかりベルトのように
支柱と支柱の間にピンっと張っています。
これでうまく上へ伸びてくれるはずです。
農作業は結構クリエイティブです。
品種や個別に異なる状況に対して
何がベターであるかを常に考え、善処する。
この繰り返しの日々なのです。
圃場は毎日成長していきます。