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食物アレルギーについて考えてみる

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食物アレルギーについて考えてみる

By sg_webmaster | 食の安心安全について | Comments are Closed | 5 5月, 2020 | 0

現在、国民の3人に1人が
何らかのアレルギーを持っている
といわれています。
ご存じの通り、21世紀以降、
爆発的に日本人の間で急増しています。
今回は子どもの食物アレルギーについて
考えてみようと思っています。

アレルギーは体の免疫システムの過剰反応

私たちの体には、ウイルスや細菌などが
外から入ってきたときに体を守る、
免疫という仕組みがあります。
食物アレルギーは、ある特定の食べ物を
食べたり触ったりしたときに、
体の免疫システムが、
本来なら栄養として吸収されるはずの
無害な食べものを異物ととらえてしまい、
過剰に反応して体に有害な症状が起きる、
そんな状態のことをいいます。

その主な症状は、皮膚のかゆみやじんましん、
重症な場合は呼吸困難になることもあり、
血圧が低下してショック症状を
起こす場合すらあるのです。

食物アレルギー症状を引き起こす
と言われる食品のうち、
症例が多いものや症状が重篤なものが、
えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生です。
しかし、食物アレルギーの原因となる食べ物は
年齢によっても人によっても様々で、
実際には様々な食べものが
食物アレルギーの原因となっています。

食物アレルギーは乳幼児から
大人まで認められますが、
大部分は乳児期に発症し、
最も多くみられる原因食物は
卵と乳製品と小麦です。

しかし、乳幼児の食物アレルギーは、
成長するにつれて約8~9割の子どもが
食べられるようになると言われています。
これは、成長するにつれて
胃や腸が発達して免疫の仕組みが
しっかりしてくるためです。
ただし、逆に子どもの頃は
食べても大丈夫だった食物が、
大人になってからアレルギーを発症する
というケースもあります。

人間には本来、食べ物を口から取り込んで
栄養に変える働きが備わっていますが、
荒れた皮膚やアトビー性皮膚炎のある場所に
食べ物が付着、特定の食物が皮膚から入ると、
体がそれを敵とみなし排除するメカニズムが働き、
食物アレルギーを引き起こすことが分かっています。
つまり、食物アレルギーを予防するには、
皮膚に炎症が起こらない様に
皮膚をしっかりケアすることも非常に大切です。

子育てにおいては、
離乳食がはじめられる月齢に達したら、
少量ずつ食べ始めることが大切である
と言われています。
なぜなら、離乳食を開始する前に
湿疹や傷口から食べ物が体に入ってきた結果、
食物アレルギーを発症してしまう
ということがあるからです。
実際に、生後6か月から
少量の加熱鶏卵粉末を摂取したグループは、
卵の入っていない食事を
食べたグループよりも
鶏卵アレルギーの発症率が少ない
という研究結果があります。

食品ラベルだけでは分からないところにも重要な事があるのではないか

しかし、最も重要なことは、
これらのテクにニックではなく、
親が子供に何を食べさせるかということです。
因果関係を証明するものではありませんが、
遺伝子組換え食品や保存料・添加物を使用した食品、
残留農薬の多い生鮮野菜等の流通の増加に伴い、
子供たちのアレルギーや精神疾患が
増えていることは事実であるように思います。
今一度、我々は何を食べるべきか、
しっかりとした知識を身に付けた上で
正しい選択をするべきなのです。

野菜なら農薬を使っていないかどうか、
精肉なら飼料が遺伝子組換え食材ではないか、
ホルモン剤の使用はどの程度なのか、
油なら原料が遺伝子組換えかどうか、
保存料・添加物を使用していないかどうか等、
確認すべきことが幾つもあるのです。

とはいえ、食品ラベルを見てすべてが
分かるようには残念ながらなっていません。
もし大手スーパーでの買い物であれば
店員に尋ねてみてください。
「この鶏卵の飼料は非遺伝子組み換えですか?」と。
必ず本部に連絡を入れて
その場で調べて教えてくれます。

子供のアレルギーの特徴は
早期にきちんと治療することにより
改善することが多いと言われるそうです。
そうであればなおさら、食事の内容を
いま一度見直してみてはいかがでしょうか。

現在、国民の3人に1人が何らかのアレルギーを持っているといわれています。ご存じの通り、21世紀以降、爆発的に日本人の間で急増しています。今回は子どもの食物アレルギーについて考えてみようと思っています。

アレルギーは体の免疫システムの過剰反応

私たちの体には、ウイルスや細菌などが外から入ってきたときに体を守る、免疫という仕組みがあります。食物アレルギーは、ある特定の食べ物を食べたり触ったりしたときに、体の免疫システムが、本来なら栄養として吸収されるはずの無害な食べものを異物ととらえてしまい、過剰に反応して体に有害な症状が起きる、そんな状態のことをいいます。

その主な症状は、皮膚のかゆみやじんましん、重症な場合は呼吸困難になることもあり、血圧が低下してショック症状を起こす場合すらあるのです。

食物アレルギー症状を引き起こすと言われる食品のうち、症例が多いものや症状が重篤なものが、えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生です。しかし、食物アレルギーの原因となる食べ物は年齢によっても人によっても様々で、実際には様々な食べものが食物アレルギーの原因となっています。

食物アレルギーは乳幼児から大人まで認められますが、大部分は乳児期に発症し、最も多くみられる原因食物は卵と乳製品と小麦です。

しかし、乳幼児の食物アレルギーは、成長するにつれて約8~9割の子どもが食べられるようになると言われています。これは、成長するにつれて胃や腸が発達して免疫の仕組みがしっかりしてくるためです。ただし、逆に子どもの頃は食べても大丈夫だった食物が、大人になってからアレルギーを発症するというケースもあります。

人間には本来、食べ物を口から取り込んで栄養に変える働きが備わっていますが、荒れた皮膚やアトビー性皮膚炎のある場所に食べ物が付着、特定の食物が皮膚から入ると、体がそれを敵とみなし排除するメカニズムが働き、食物アレルギーを引き起こすことが分かっています。つまり、食物アレルギーを予防するには、皮膚に炎症が起こらない様に皮膚をしっかりケアすることも非常に大切です。

子育てにおいては、離乳食がはじめられる月齢に達したら、少量ずつ食べ始めることが大切であると言われています。なぜなら、離乳食を開始する前に湿疹や傷口から食べ物が体に入ってきた結果、食物アレルギーを発症してしまうということがあるからです。実際に、生後6か月から少量の加熱鶏卵粉末を摂取したグループは、卵の入っていない食事を食べたグループよりも鶏卵アレルギーの発症率が少ないという研究結果があります。

食品ラベルだけでは分からないところにも重要な事があるのではないか

しかし、最も重要なことは、これらのテクにニックではなく、親が子供に何を食べさせるかということです。因果関係を証明するものではありませんが、遺伝子組換え食品や保存料・添加物を使用した食品、残留農薬の多い生鮮野菜等の流通の増加に伴い、子供たちのアレルギーや精神疾患が増えていることは事実であるように思います。今一度、我々は何を食べるべきか、しっかりとした知識を身に付けた上で正しい選択をするべきなのです。

野菜なら農薬を使っていないかどうか、精肉なら飼料が遺伝子組換え食材ではないか、ホルモン剤の使用はどの程度なのか、油なら原料が遺伝子組換えかどうか、保存料・添加物を使用していないかどうか等、確認すべきことが幾つもあるのです。

とはいえ、食品ラベルを見てすべてが分かるようには残念ながらなっていません。もし大手スーパーでの買い物であれば店員に尋ねてみてください。「この鶏卵の飼料は非遺伝子組み換えですか?」と。必ず本部に連絡を入れてその場で調べて教えてくれます。

子供のアレルギーの特徴は早期にきちんと治療することにより改善することが多いと言われるそうです。そうであればなおさら、食事の内容をいま一度見直してみてはいかがでしょうか。

参照資料
キャノングローバル戦略研究所「新型コロナウイルスで食料危機が起きるのか?」

アレルギー, 無化学肥料, 無農薬, 翔栄ファーム, 自然栽培, 農業, 遺伝子組み換えでない, 野菜, 食物アレルギー

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