いつも翔栄ファームをご利用いただきまして
誠にありがとうございます。
当コラムでは弊社のお野菜のお話だけでなく、
食を取り巻く現代の状況など
幅広く見地を広げてお話をさせていただいております。
今回については、今の日本における自然環境が
どのようになっているのか、
そのあたりを概観してみたいと思います。
翔栄ファームを運営する翔栄クリエイトでは、
安心して食することの出来る
「安全で美味しい食材」を生産するため、
環境を守りながら且つ持続可能な
自然栽培による農業を2018年より開始しました。
(これが現在の翔栄ファームです)
私たちが生きる現代の自然環境は?
異常気象、多発する自然災害への脅威に晒され、
新型コロナウイルスなどの疫病や
サバクトビバッタ大量発生による飢饉の
世界的な蔓延の兆しを予感しつつ、
足元においては常に農業と食に関する
多くの危険に取り囲まれている、
これがまさに私たちが生きる時代なのです。
特に食に関しては、遺伝子組換え食品の増大、
残留農薬食材の圧倒的流通量により、
日常的に農薬を使用せず、
遺伝子組み換えでは無い食材を入手することは、
実は非常に困難です。
また、化学肥料を使用する農業によって、
土壌中の微生物が減少し、
自然の循環メカニズムが壊れ、
有機窒素がそのまま河川や空気中に放散されることで
温暖化を加速しているという説もあります。。
一説には、これがCO2排出による温暖化効果の
約300倍ともいわれています。
同時に生態系を無視した人為的干渉によって、
生物多様性が断ち切れ、
農業には欠かすことの出来ない蜂や蛙が
激減する状況となる実例も耳にします。
生きることは食べること
食は人間の体を作る基になります。
因果関係の証明をするものではありませんが、
食物アレルギー、癌罹患率、精神疾患の増加等と
食物との間には大きな関連性があると
私たちは考えています。
翔栄ファームが行っている農業は、
固定種・在来種のみによる
農薬・化学肥料不使用の自然栽培です。
現在、茨城県竜ケ崎市に約3㌶、
群馬県前橋市に約2㌶、
岐阜県美濃加茂市に約7㌶
の農地を保有しています。
しかし、自然栽培にあたっては大きな困難が
常に付いて回ることをご存じでしょうか。
それは除草剤不使用による除草の手間、
農薬不使用故の害虫駆除への作業比率の高さ、
極めつけは一切の肥料不使用による収量の低さです。
また、自然栽培に限らず国内農業全体における
離農者の激増により、このままでは日本の農業が
壊滅傾向にあるばかりではなく、輸入作物や、
遺伝子組換え等の不自然さが入り込んだ食物
だらけの社会になる強い危険を感じざるを得ません。
私たち翔栄ファームは、ご賛同いただける方々の
支援を受けながら持続可能な正しい農業を
これからも推進して参ります。
また、固定種・在来種の種を未来につなぐべく、
毎年少しずつではありますが種を取り続けて
いくことを最重要ミッションと考えています。
種とは命です。
これがある限り人間は生き延びることができると
確信しています。
まだまだ発展途上の未熟者ではありますが、
皆様の引き続きのご愛顧を賜りますよう、
これからも翔栄ファームを
何卒よろしくお願い申し上げます。
いつも翔栄ファームをご利用いただきまして誠にありがとうございます。
当コラムでは弊社のお野菜のお話だけでなく、食を取り巻く現代の状況など幅広く見地を広げてお話をさせていただいております。今回については、今の日本における自然環境がどのようになっているのか、そのあたりを概観してみたいと思います。
翔栄ファームを運営する翔栄クリエイトでは、安心して食することの出来る「安全で美味しい食材」を生産するため、環境を守りながら且つ持続可能な自然栽培による農業を2018年より開始しました(これが現在の翔栄ファームです)。
私たちが生きる現代の自然環境は?
異常気象、多発する自然災害への脅威に晒され、新型コロナウイルスなどの疫病やサバクトビバッタ大量発生による飢饉の世界的な蔓延の兆しを予感しつつ、足元においては常に農業と食に関する多くの危険に取り囲まれている、これがまさに私たちが生きる時代なのです。
特に食に関しては、遺伝子組換え食品の増大、残留農薬食材の圧倒的流通量により、日常的に農薬を使用せず、遺伝子組み換えでは無い食材を入手することは、実は非常に困難です。
また、化学肥料を使用する農業によって、土壌中の微生物が減少し、自然の循環メカニズムが壊れ、有機窒素がそのまま河川や空気中に放散されることで温暖化を加速しているという説もあります。。
一説には、これがCO2排出による温暖化効果の約300倍ともいわれています。
同時に生態系を無視した人為的干渉によって、生物多様性が断ち切れ、農業には欠かすことの出来ない蜂や蛙が激減する状況となる実例も耳にします。
生きることは食べること
食は人間の体を作る基になります。因果関係の証明をするものではありませんが、食物アレルギー、癌罹患率、精神疾患の増加等と食物との間には大きな関連性があると私たちは考えています。
翔栄ファームが行っている農業は、固定種・在来種のみによる農薬・化学肥料不使用の自然栽培です。現在、茨城県竜ケ崎市に約3㌶、群馬県前橋市に約2㌶、岐阜県美濃加茂市に約7㌶の農地を保有しています。
しかし、自然栽培にあたっては大きな困難が常に付いて回ることをご存じでしょうか。
それは除草剤不使用による除草の手間、農薬不使用故の害虫駆除への作業比率の高さ、極めつけは一切の肥料不使用による収量の低さです。
また、自然栽培に限らず国内農業全体における離農者の激増により、このままでは日本の農業が壊滅傾向にあるばかりではなく、輸入作物や、遺伝子組換え等の不自然さが入り込んだ食物だらけの社会になる強い危険を感じざるを得ません。
私たち翔栄ファームは、ご賛同いただける方々の支援を受けながら持続可能な正しい農業をこれからも推進して参ります。
また、固定種・在来種の種を未来につなぐべく、毎年少しずつではありますが種を取り続けていくことを最重要ミッションと考えています。
種とは命です。これがある限り人間は生き延びることができると確信しています。
まだまだ発展途上の未熟者ではありますが、皆様の引き続きのご愛顧を賜りますよう、これからも翔栄ファームを何卒よろしくお願い申し上げます。