翔栄ファームは群馬県前橋市、
茨城県龍ヶ崎市、岐阜県美濃加茂市の
自社農場で自然栽培を行っています。
もちろん固定種・在来種のみです。
そして自家採種100%を目指しています。
今回の農場便りでは茨城県龍ヶ崎農場での
通常の1日のスケジュールについて
お話したいと思います。
【AM6:00】
龍ヶ崎農場の作業場兼事務所の古民家に
スタッフ全員が集合します。
先ずは朝礼が行われるのですが、
基本的には各メンバーの本日の予定確認がメインです。
ここで必要に応じてリーダーや
その他知見のあるメンバーから
作業内容の段取りに関するアドバイスや
詳細な指示が入ります。
これが終わると各自のルーティン業務が始まり、
メールチェックや水遣りなどの作業準備が始まります。
【AM6:30~8:30】
ここから本格的に朝の作業に取り掛かります。
因みに龍ヶ崎農場のリーダーである黒崎さんの
ある1日のスケジュールはこんな感じです。
何はともあれ朝は収穫です。朝採れ野菜が一番です。
生き生きとして瑞々しく何といっても美味しいです。
この日は他のスタッフと一緒に3名で
「越後ハニー(枝豆)、バターナッツ(かぼちゃ)、
スイートペッパー(ピーマン)、四葉胡瓜、
ワーンミニトマト」などを収穫しました。
これらは全て収穫真っ盛りですが、
特に越後ハニーとワーンミニは大豊作です。
その後古民家に戻り収穫した野菜の水洗いを始めます。
【AM8:30~】
洗いが終わった後、
宅配用は原則自然乾燥をさせますが、
リーダー黒崎さんはマルシェや販売所への卸のため、
納品分を宅配とは別にボードンに詰めて準備します。
その後各卸先へ朝採れ産直自然栽培野菜を運ぶのです。
どちらの卸先も農場からはさほど遠くなく、
納品完了後AM10:00くらいには
農場に戻ってくることができました。
【AM10:00~】
古民家に戻ったあとは宅配の準備を手伝います。
水気はすでに切れていますが、
ここからは「調整」といわれる大切な作業を行います。
主に宅配用がメインになるのですが、大きさを揃えたり、
泥が残っていないかを中心に確認します。
今日はバターナッツかぼちゃを多く収穫しましたので、
念入りに土落としをしました。
土の中には菌が存在します。
意外に思われるかもしれませんが、
作物に土が付いているとそこから腐植が始まるのです。
というわけで本日の収穫量は
200kgくらいありましたので、
これがメインの調整作業になりました。
【PM12:00】
いよいよ昼食の時間です。
今日は正午ちょうどになりましたが、
大抵AM11:30前後になることがほとんどです。
とにかく朝早くから農作業でお腹はペコペコです。
よく「農場の昼食は古民家で調理して食べるのですか?」
と聞かれるのですが、農作業は時間との勝負のため、
そんなに悠長なことを言っていられないのが現状です。
実態はスタッフほぼ全員がお弁当を持参しています。
私の場合、昨晩の夕食のおかずの残りを中心に
毎朝出勤前に作ってくるのが日課です。
【PM12:30~】
宅配の準備に戻ります。
(参考:【農場便り】翔栄ファームの宅配オペレーションを紹介します)
調整作業が完了してボードンに詰め終わったら、
それぞれの野菜にラベルシールを貼り、
同梱物などを準備して、段ボール詰めを始めます。
日によって個数は変わりますが、
本日の箱詰め作業完了は大体PM14:30でした。
因みに今回発送分の2,000円セットは9品目、
4,000円セットは14品目でした(品目数は毎回変動)。
先ほども触れた通り「越後ハニー」という茶豆と
ワーンミニトマト(F1種を固定化したもの)、
他にも四葉胡瓜が大豊作です。
もちろんこれらは美味しくできましたが、
私個人の感想でいうとモロヘイヤが
ものすごく美味しくできたと思っています。
【PM14:30】
宅配作業終了。
このあと軽トラで発送業社へ運びました。
再び古民家に戻って事務作業や後片付けを行います。
【PM15:30】
そして作業すべてが完了したのはPM15:30頃。
今日も長い1日でした。皆様大変お疲れ様でした。
翔栄ファームは群馬県前橋市、茨城県龍ヶ崎市、岐阜県美濃加茂市の自社農場で自然栽培を行っています。もちろん固定種・在来種のみです。そして自家採種100%を目指しています。
今回の農場便りでは茨城県龍ヶ崎農場での通常の1日のスケジュールについてお話したいと思います。
【AM6:00】
龍ヶ崎農場の作業場兼事務所の古民家にスタッフ全員が集合します。先ずは朝礼が行われるのですが、基本的には各メンバーの本日の予定確認がメインです。ここで必要に応じてリーダーやその他知見のあるメンバーから作業内容の段取りに関するアドバイスや詳細な指示が入ります。これが終わると各自のルーティン業務が始まり、メールチェックや水遣りなどの作業準備が始まります。
【AM6:30~8:30】
ここから本格的に朝の作業に取り掛かります。因みに龍ヶ崎農場のリーダーである黒崎さんのある1日のスケジュールはこんな感じです。
何はともあれ朝は収穫です。朝採れ野菜が一番です。生き生きとして瑞々しく何といっても美味しいです。この日は他のスタッフと一緒に3名で「越後ハニー(枝豆)、バターナッツ(かぼちゃ)、スイートペッパー(ピーマン)、四葉胡瓜、ワーンミニトマト」などを収穫しました。これらは全て収穫真っ盛りですが、特に越後ハニーとワーンミニは大豊作です。その後古民家に戻り収穫した野菜の水洗いを始めます。
【AM8:30~】
洗いが終わった後、宅配用は原則自然乾燥をさせますが、リーダー黒崎さんはマルシェや販売所への卸のため、納品分を宅配とは別にボードンに詰めて準備します。その後各卸先へ朝採れ産直自然栽培野菜を運ぶのです。どちらの卸先も農場からはさほど遠くなく、納品完了後AM10:00くらいには農場に戻ってくることができました。
【AM10:00~】
古民家に戻ったあとは宅配の準備を手伝います。水気はすでに切れていますが、ここからは「調整」といわれる大切な作業を行います。主に宅配用がメインになるのですが、大きさを揃えたり、泥が残っていないかを中心に確認します。
今日はバターナッツかぼちゃを多く収穫しましたので、念入りに土落としをしました。土の中には菌が存在します。意外に思われるかもしれませんが、作物に土が付いているとそこから腐植が始まるのです。
というわけで本日の収穫量は200kgくらいありましたので、これがメインの調整作業になりました。
【PM12:00】
いよいよ昼食の時間です。今日は正午ちょうどになりましたが、大抵AM11:30前後になることがほとんどです。とにかく朝早くから農作業でお腹はペコペコです。よく「農場の昼食は古民家で調理して食べるのですか?」と聞かれるのですが、農作業は時間との勝負のため、そんなに悠長なことを言っていられないのが現状です。実態はスタッフほぼ全員がお弁当を持参しています。私の場合、昨晩の夕食のおかずの残りを中心に毎朝出勤前に作ってくるのが日課です。
【PM12:30~】
宅配の準備に戻ります。(参考:【農場便り】翔栄ファームの宅配オペレーションを紹介します)
調整作業が完了してボードンに詰め終わったら、それぞれの野菜にラベルシールを貼り、同梱物などを準備して、段ボール詰めを始めます。日によって個数は変わりますが、本日の箱詰め作業完了は大体PM14:30でした。因みに今回発送分の2,000円セットは9品目、4,000円セットは14品目でした(品目数は毎回変動)。
先ほども触れた通り「越後ハニー」という茶豆とワーンミニトマト(F1種を固定化したもの)、他にも四葉胡瓜が大豊作です。もちろんこれらは美味しくできましたが、私個人の感想でいうとモロヘイヤがものすごく美味しくできたと思っています。
【PM14:30】
宅配作業終了。このあと軽トラで発送業社へ運びました。再び古民家に戻って事務作業や後片付けを行います。
【PM15:30】
そして作業すべてが完了したのはPM15:30頃。今日も長い1日でした。皆様大変お疲れ様でした。
参考:
プレジデント社刊「WIRED VOL.40(マイクロオーガニズム共生基礎ガイド2021)」