翔栄ファームの野菜はご存じの通り無農薬・化学肥料を使わない「自然栽培」という方法で育てています。
こだわりはそれだけではなく“心を込めて育てる”という目に見えない部分も大事にしています。
こういった思いについて書いていますので最後まで是非読んでみて下さい。
■心を込めて育てる野菜たち
翔栄ファームでは、無農薬・化学肥料を一切使わない「自然栽培」という方法で野菜を育てています。
また、固定種・在来種のみを使用し、自家採種にも昨今は力を入れて取り組んでいます。
自然栽培は自然の力を活かした農法で、農薬も除草剤も使わないため、草取りなどの作業はすべて手作業。
大量に野菜を作ることは難しく、一つひとつの野菜の成長をしっかり観察しながら、必要な対応を丁寧に翔栄ファームでは行っています。
皆さんはこの実験についてご存じですか?一見オカルト話のようですが、こんな実験があります。
同じ容器に炊いたお米を入れ、一方には「バカ野郎」、もう一方には「ありがとう」と書いたテープを貼り
同じ場所に同じ期間置いておくと、数週間後明らかな違いが現れたというのです。
「バカ野郎」と書かれたほうはお米の原型が確認できないほど真っ黒なカビだらけに。
一方、「ありがとう」と書かれた方は多少の傷みとカビが生えているものの、お米の形も確認できる程度だったそうです。
この実験から、言葉や気持ちが物質や食べ物に与える影響の大きさを感じます。
だからこそ、翔栄ファームでは野菜にも「ありがとう」「よく育ってくれたね」と声をかけ、定植作業や収穫時にも心を込めて接しています。
忙しくても、心に余裕を持ち、やさしい気持ちで作業することを大切にしています。
そのおかげか、翔栄ファームの野菜たちはどれもツヤツヤとしていて、色鮮やかで元気いっぱい。
見た目からも、その健やかさや愛情が伝わってくるようです。
自然の力と人の想いが詰まった翔栄ファームの野菜、ぜひ一度手に取って感じてみてください。



■落ち葉や雑草が、土を育てる栄養に
“心を込めて育てる”以外にも心がけていることとしては“できるだけ自然の物を使い、循環させる”ということです。
秋になると、山へ行って落ち葉をトラックいっぱいに集めてきます。
この落ち葉に米ぬかを混ぜ、軒下で約1年ほどじっくりと発酵させて堆肥を作ります。
微生物の力を借りて、時間をかけて自然に分解された堆肥は、やさしい栄養として畑に還元されます。
また、稲わらや枝、葉などを燃やしてできた「草木灰」も使います。
草木灰はカリウムを多く含み、即効性のある土壌改良材として重宝されています。
畑で刈った雑草も大切な資源です。
畑の端に積み上げて、微生物に分解してもらう「雑草堆肥」や、野菜の苗のまわりに置く「雑草マルチ」として活用。
マルチは土の乾燥を防ぎ、土壌環境を守ってくれる優れものです。
雑草は根ごと抜かず、刈り取るようにしています。なぜなら、雑草の根が土をふかふかにしてくれるからです。
このように翔栄ファームではできる限り圃場にあるものを循環させ、自然の力を借りて野菜を育てています。
だからこそ、圃場に合った野菜が逞しくツヤツヤと元気に育ってくれているのだと私たちは思います。


■今が旬の野菜について
夏野菜本番の時期になってきました。翔栄ファームでは下記の野菜たちが旬を迎えています。
宅配で随時発送しておりますのでお楽しみにお待ちください。
是非心を込めて大事に育てた野菜を食べて、夏を一緒に乗り切りましょう!
■イエローピコ:酸味が少ない、楕円形のレモンイエローのミニトマトです。
■ブラジルミニトマト:ブラジルの有機農業で自家採種されてきたミニトマト。酸味が少ないです。生食や加熱料理に。
■ワーンミニトマト:甘くて濃い味です。生食がおすすめですが、加熱料理にも向いています。
■四葉胡瓜(スーヨーきゅうり):ボツボツしたイボが特徴のきゅうりで、味が濃厚です。炒め料理などにも向いています。
■奥武蔵地這い胡瓜:皮が柔らかく、苦味が少ないです。生食が適しています。
■時なし人参:甘みが強く、生食でも美味しく食べられます。
■チマサンチュ:柔らかい食感で、ほんのり苦味があります。炒め物やスープ、おひたしなど、幅広い料理に利用できます。
■伏見甘長唐辛子:辛味はなく、爽やかな風味と甘みがあり、加熱すると旨みが増します。
■カルフォルニアワンダー:生でかじってもえぐみや苦味がなく、パプリカのように肉厚なピーマンです。
生で食べても、甘みがあり、シャキシャキとした食感です。
■カルナ菜豆:柔らかく、甘みがある幅広、平莢のインゲン豆です。
■ブラックビューティー:ズッキーニ。クセがなく、油との相性がよく、ステーキがお薦めです。
■薩摩白ナス:果皮は淡緑色で皮は固め、果肉がふわふわしていて柔らかく、炒めものや天ぷらにもおすすです。
■新長崎長ナス:皮は比較的柔らかく、加熱すると果肉がトロトロになり、
炒め物や揚げ浸し、煮物などの加熱料理に向いています。
泉州絹皮水ナス:コロンとした形で、果皮果肉とも非常に柔らかく、水気が多く甘味があります。ぬか漬けにすると柔らかく、噛んだ瞬間みずみずしい風味です。
※写真:上から
・ワーンミニトマト
・チマサンチュ
・四葉胡瓜(スーヨーきゅうり)
・奥武蔵自這い胡瓜
・カルナ菜豆
・ブラックビューティー






= 最後に =
私たちは昨今のアレルギー・アトピー・花粉症などは、食べ物の影響だと思っており、口に入って身体を作る作物は安心・安全であるべきだと考えています。
翔栄ファームでは、群馬県と茨城県、広島県にある3つの農場で、一般的な慣行農法(農薬、肥料の投入量や散布回数などにおいて相当数の生産者が実施している一般的な農法のこと)でなく、『固定種・在来種』の種で、『農薬・化学肥料・除草剤を使わない自然栽培』で野菜や穀類を作っています。
それは、食卓に並ぶ全てを”安心・安全な翔栄ファーム印の食べ物”で提供したい!という目的からです。
私たちが自然栽培で収穫した野菜や作物を『茨城県龍ヶ崎』と『群馬県前橋』の各圃場と、東京都の東中野にある『ビセットプラザ』で店頭販売を行っています。
また通販サイトの『しぜんとくらそ』では、各季節の旬な野菜を詰め合わせた”【定期宅配】季節の産直野菜いろどりセット”などもインターネットで販売しています。宅配にしか入らない野菜もありますので、定期宅配のご利用もお待ちしています。