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【農場便り】「落ち葉」捨てればただのゴミ、拾えば自然栽培の強い味方『腐葉土』になる!

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    【農場便り】「落ち葉」捨てればただのゴミ、拾えば自然栽培の強い味方『腐葉土』になる!

    By akahoshi-syouei | 農場便り | Comments are Closed | 15 3月, 2024 | 0

    皆さんこんにちは!翔栄ファームのMです。

    翔栄ファームでは、自社農園で無農薬・無化学肥料の自然栽培にて色々な作物を作っています。野菜以外にも、お米、大豆、麦などの穀類も栽培しています。
    それは、食卓に並ぶ全てを”安心・安全な翔栄ファーム印の食べ物”で提供したい!という目的からです。

    そんな翔栄ファームの自然栽培では土に栄養が必要なときはどうすると思いますか?
    野菜の生育が遅い土の力が弱い場所にもっと栄養が必要な場合でも、絶対に化学肥料は使いません。その代わりに翔栄ファームでは『腐葉土』で栄養を補っています。作物の種から苗を育てる育苗の土も腐葉土を使います。

    今回は、捨てればただのゴミになる落ち葉を、発酵させて美味しい作物を作る土の栄養にしてしまう、翔栄ファームの『腐葉土作り』についてお話しいたします。
    みなさまもよかったら腐葉土作りにチャレンジしてみてください!

    【目次】

    ・そもそも『腐葉土』ってなに?
    ・腐葉土作りの準備と材料
    ・失敗しない腐葉土の作り方
    ・栄養たっぷりの腐葉土が完成!

    ■ そもそも『腐葉土』ってなに?

    『腐葉土』とは落ち葉を発酵させて作られるもので、たくさんの良い効果が期待でき、栄養がない状態の土でも『栄養たっぷりの土』になります。

    <腐葉土の期待できる効果>
    ◯土がフカフカになる
    ◯通気性・保水性・保肥性を高めてくれる
    ◯栄養分を失った土に新しい栄養を与えることができる
    ◯土を覆うためのマルチングの素材としての”腐葉土マルチ”は土の保温・保湿効果が期待できる。
    ◯土の状態を良くしてくれる土壌生物が増える

    こだわった作物栽培や、家庭菜園などで質の良い腐葉土を使いたい方は、自分で枯葉から腐葉土を作っている方もいます。

    ■ 腐葉土作りの準備と材料

    「大変そう・・・」「初心者には難しそう・・・」と思われる腐葉土作りですが、実はポイントを押さえていれば失敗せず、簡単に作ることができます。

    <準備するもの>
    ◯熊手やゴミ袋など落ち葉を集めるための道具
    ◯水(できれば雨水や塩素の含まれていないもの)
    ◯米ぬか(なければ油かすや生ゴミでも)
    ◯スコップやクワ

    ◯材料1:落ち葉
    落ち葉を集めるのですが、腐葉土の材料としては落葉広葉樹の落ち葉が適しています。比較的早く腐葉土になるおすすめの広葉樹はケヤキ・ドングリ・クヌギ・コナラ・サクラ・ブナ・ナラ・カエデ(メープル)・クスノキです。
    翔栄ファームでは近場に群生しているドングリやケヤキを主な材料としました。
    質の良い腐葉土にするために木の枝はなるべく取り除きましょう。

    逆に腐葉土作りに適さない樹木があります。
    マツ・スギなどの針葉樹や、イチョウの葉やツバキなどの常緑樹や竹の落ち葉は分解が遅いためおすすめしません。

    腐葉土を作る量にもよりますが、翔栄ファームでは大量に作るためトラックで落ち葉を拾いに行きます。取得の許可を得て交通量に気をつけながら、道路の端っこに山積みになっている落ち葉を2人で丸一日かけて拾いまくりました。翔栄ファームのトラックが通った後は落ち葉がキレイになくなるのです。ちなみに今回はトラック4杯分の落ち葉を集めました。

    ◯材料2:土
    積み重ねた落ち葉の上にかぶせるための土が必要です。
    土に含まれる微生物の力によって落ち葉の発酵が進むので、できれば”山の落ち葉の下の土”や”畑の土”がおすすめですが、茶色や黒色の土であれば庭の土でも大丈夫です。
    宅地の造成に使われるような砂質の白っぽい土はおすすめできないので、購入する場合は黒土を用意してください。

    庭の土を使う場合は、土を掘り出す際にできた穴の部分を腐葉土作りの場所にしても構いません。家庭菜園だと1メートル四方ほどの穴を掘り、出た土をとっておきます。
    穴が深すぎると、後の工程の『かき混ぜる作業』が大変になりますし、水もたまりやすくなるので、深さは20センチほどにしておきましょう。
    被せるための土を別に確保できる場合は、穴を掘らずにそのまま山積みした方が失敗は少ないです。

    ■ 失敗しない腐葉土の作り方

    ①腐葉土を作るための場所選び

    重要なポイントが2つあります。
    ・風通しが良い
    ・水が貯まりにくい

    風通しや水はけが悪い場所では、腐葉土の水分量が多くなりすぎてうまく発酵せずに腐ってしまう可能性があります。

    ②落ち葉を積み重ねる

    用意した場所に落ち葉を積み重ねて足で砕いたり踏み込んでいきます。

    発酵を促すために、積み重ねる途中で米ぬかと水を全体に少しずつ行きわたらせるようにかけます。

    ⑤土を被せる

    積み上げた山の上に、満遍なく落ち葉が隠れるように土を被せます。さらに最後に雨に濡れないように蓋を被せると温度が上がりやすいです。

    ④定期的に土をかき混ぜる

    失敗しない腐葉土作りのために最も大切なのが、かき混ぜる作業です。月に1回程度、腐葉土の山の全体に空気が行きわたるように混ぜます。穴を掘って行う場合は特に水分が多くなりやすいので、かき混ぜる頻度を増やしましょう。
    途中で落ち葉や生ごみを追加しても構いませんが、量を少しずつにし、最初の3カ月程度まででやめておきましょう。

    翔栄ファームでは一旦外にかき出してムラなくかき混ぜて、再度戻しました。
    4人がかりで半日の作業を4ヶ月行いました。発酵に伴って熱気とアンモニア臭が立ち込める作業です。

    ■ 栄養たっぷりの腐葉土が完成!

    腐葉土の完成は、葉の色と臭いが目安になります。

    <腐葉土完成の目安>
    ・かき混ぜる時に、嫌な感じのするアンモニア臭や腐敗臭がなくなり、自然な森の香りがしているか?
    ・葉の色・枝の中がこげ茶から黒になっていて、元の形がなんとなく残っている程度になってる

    色が黒っぽくなっていても、葉や枝の形に崩れが見られない場合はまだ使えません。
    未成熟な腐葉土は、熱やガスなどが植物の害になるので、初めてで判断がつかない場合は一度天日にさらすといいでしょう。

    完成した腐葉土の主な使い方です。
    ①野菜の生育が遅い土の力が弱い場所に被せたり、混ぜる
    割合は土2:腐葉土1です。腐葉土をたくさん混ぜてしまうと通気性・水はけが逆に悪くなってしまうので、腐葉土と土のバランスも考えて混ぜましょう。
    翔栄ファームでは育苗用のハウスにも使っています。

    ②防寒対策として被せる
    腐葉土は土の上から被せるだけで防寒対策になります。土の表面3~4cmほど腐葉土でおおうと寒さや雪から植物を守ってくれます。また、病原菌のもととなる雨水がたまるのを防いでくれる効果もあります。

    腐葉土作りは、やったことがない方にとってはハードルが高いかもしれませんが、一度やってみると楽しく簡単にできるものです。翔栄ファームでは落ち葉拾いや、足で踏み込んだり、かき混ぜたりする作業を大人たちが子供のようにワイワイと楽しんでやっています。

    翔栄ファームでは腐葉土など自然の力を借りながら、安心で安全な自然の力がたっぷり詰まった作物を栽培しています。

    自然栽培で収穫した野菜や作物を『茨城県龍ヶ崎』と『群馬県前橋』の各圃場と、東京都の東中野にある『ビセットプラザ』で店頭販売を行っています。
    また通販サイトの『しぜんとくらそ』では、各季節の旬な野菜を詰め合わせた”【定期宅配】季節の産直野菜いろどりセット”などもインターネットで販売しています。宅配にしか入らない野菜もありますので、定期宅配のご利用もお待ちしています。

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