こんにちは、翔栄ファーム・龍ヶ崎農場です。
突然ですが、皆さんは、地産地消がいつ頃から推奨されてきたのかご存じでしょうか。
今回は翔栄ファームが取り組む「地産地消」について書かせていただきます。
■ 地産地消はいつから推奨されたはじめたのか?
さて、冒頭の質問の答えですが、地産地消が推奨されはじめたのは、
今から約30年前のこと。
1981年、農林水産省が4カ年計画で進めた「地域食生活向上対策事業」が、最初だと言われています。
30年前から地産地消という取組みが行われてきたのですね。
そんなに歴史のある取組みだったとは、驚きです。
この「地域食生活向上対策事業」は、
・地域で生産される農産物を、その地域で消費する
・そうすることで、その地域の特性を活かした食生活を実現し、
・その地域の住民の方の健康の増進を図ること
を目的としたものだそうです。
ここに書かれていることは、私たち翔栄ファームが目標のひとつでもあります。
■ 地産地消の意義
地産地消は、生産者と消費者をその地域の中で結びつける取り組みでもあります。
生産者と消費者が直接お話することができること、地域の農産物を直接購入することができます。
安心、安全な農作物を求める消費者にとっては、直接、生産者から購入できることはとても重要なことですね。
最近では、スーパーなどでも生産者の名前が入ったお野菜が数多く、売られていますが、やはり生産者さんから、直接、栽培方法やお野菜の調理の方法(農家さんレシピ)をうかがえるのは、うれいしいですね。
朝採り野菜を販売している直売所もあり、新鮮な農作物を購入することができることも魅力です。
■ 翔栄ファームでも地産地消に取り組んでいます
私たちの翔栄ファーム・龍ヶ崎農場でも、地産地消の取り組みの一環として、直売所を開催しております。
龍ヶ崎農場では、毎週日曜日に古民家で、朝、収穫したお野菜5種類から8種類くらい(品数は季節により異なります)を販売しております。
先月(9月)は、
・翡翠なす(日本生まれの数少ない在来種で、美しい翡翠色をした茄子です)
・沖縄あばし苦瓜(「アバサー」とは沖縄語でハリセンボンのこと。これに似ているので「あばしゴーヤ」と名付けられました)
・沖縄島オクラ(沖縄で作られてきた在来種です。 サヤに角がなく丸いことから丸オクラとも呼ばれています)
等を直売所で販売しました。
8月までは奈良一号マクワウリ(黄金マクワとして奈良の伝統野菜にも指定されています)も販売しておりました。
奈良一号マクワウリは、2000年前の弥生時代の遺跡(唐古遺跡)などから、タネや皮が出土しているそうです。
これこそが固定種!
2000年前と同じ野菜を食することができるのです。
ほのかな甘みがあり、とてもおいしいマクワウリですが、残念なことに、現在はプリンスメロンに押されて生産量が減っています。
そして、秋はかぼちゃのシーズンですね。
翔栄ファームでは、
・江戸東京南瓜(西洋系栗かぼちゃの元祖です)
・打木赤皮栗南瓜(金沢の伝統野菜「加賀野菜」の一つです)
なども、今後、販売予定となっております。
翔栄ファームの即売会では、スーパーなどではあまり販売されていない在来種や固定種の野菜のみを販売しておりますので、ぜひ一度お試しください。
野菜がもつ本来の味わいをお楽しみいただけます。
そのほか、無添加商品、オーガニック商品なども販売しております。(商品につきましては、日によって異なります)
ぜひ、お近くにお越しの際には、お立ち寄りください。
■ 田舎庵さんのマルシェにも参加しています
この度、情報発信の場がもう一つ増えました。
翔栄ファームは、田舎庵さんのマルシェに参加させていただくことになりました。
開催日は、原則として、偶数月の日曜日・月曜日(午前10時30分から午後3時)。
場所は、翔栄ファーム・龍ヶ崎農場から近い、茨城県龍ヶ崎市若柴町837です。
色々な方が出店されており、私たち翔栄ファームが野菜を販売している他、手作りお菓子や手作りのアクセサリーなども販売されています。
よろしければ、こちらにも、ぜひ一度お立ち寄りください。
■ まとめ
やはり安心、安全であり鮮度の良い農作物を購入するには、直売所やマルシェが一番!
翔栄ファームは、食の安全、安心と種の安全性について、これからも発信し続けていきます。
地元の皆さまの健康な体づくりのお手伝いができたらと思っています。
これからもよろしくお願いします。
龍ヶ崎農場からでした。
☆☆直売所☆☆
開催場所 茨城県龍ヶ崎市若柴町821
開催時間 午後12時から午後3時
何かご質問などありましたら、070-1320-8979までお願いします。