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【農場便り】2月の翔栄ファーム龍ヶ崎農場

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    【農場便り】2月の翔栄ファーム龍ヶ崎農場

    By sg_webmaster | 農場便り | Comments are Closed | 5 2月, 2021 | 0

    翔栄ファーム「龍ヶ崎農場(茨城県)」の面積は、
    未開墾の土地を含めると
    全体で約5~6ヘクタールにも及びます。

    実際に農地として使用しているのは
    1.5~2ヘクタール程度、
    まだまだ開墾の余地は大いに残されています。
    とはいえ、そこには木が植わっていたり、
    切り株、地下茎などが蔓延っていて、
    これらをすべて取り除くことは非常に困難です。
    クレーン車などの重機やそれらの操縦者など、
    それなりの外部のプロの力を借りる必要があり、
    これらを翔栄ファームのスタッフだけで
    一朝一夕に済ませることはできません。

    実は最近こんなことがありました。

    農業者の高齢化への対策は日本全国の共通課題ですが、
    ここ茨城県龍ヶ崎市でも切実な問題として
    私たちも肌身を持って実感しています。
    というのは、近隣の農家の方から
    「うちの農地も耕してくれないか?」という
    お声掛けをいただき始めているからです。
    (こちらの農家の方もご高齢です)

    現在、龍ヶ崎農場のスタッフは4人です。
    地力を落とさないために季節や作物によって
    栽培する畑の場所を変えているのですが、
    作付け計画を念入りに行わない限り、
    せっかくお借りしたとしても有効活用することは出来ません。
    それらもすべて踏まえた上で
    どんな計画が立てられるかを検討する必要があります。

    ただ2018年の時点では
    新参者としてこの土地にやってきた私たちに
    農地使用のお声掛けをいただいたことを
    とてもうれしく思っています。

    さて、畑に目を転じてみると、

    今年度の冬作の栽培には9反の畑を使用しました。
    2月中はここから収穫した作物と
    前橋農場からのもので宅配は賄っていく予定ですが、
    3月からはいよいよ端境期に突入します。
    毎年のこととはいえ、3月、4月はいつも以上に
    頭をフル回転させなければなりません(もちろん10月も)。

    端境期対策として、今年はほうれん草や大根、
    春菊の遅蒔きにチャレンジしています。
    遅蒔きは言葉通り、播種のタイミングを遅らせることです。
    それによって収穫の時期をずらし、
    具体的には3月、4月に収穫できるようにするのです。
    ただ種を遅らせて蒔けばいいというものではなく
    少しばかりの工夫を施しています。
    地温保持のために野菜の根元にもみ殻を撒き、
    作物の上には不織布とビニールトンネルを
    2重掛けして寒さから守るのです。
    不織布が「衣服や毛布」だとしたら、
    ビニールトンネルが「家」のようなイメージです。

    この他にも、自生のニラやあさつき、
    前橋農場からの人参等、3月には菜の花も咲き始めます。
    お申込みいただいている宅配のお客様全員に
    一律同じ作物というわけにはなかなかいきませんが、
    その時期に収穫できる可能な限りでの自然の恵みを、
    皆様にお届けできるように気を引き締めて臨みます。

    野菜セットが届きましたら、
    ぜひともそういった私たちの苦悩(?)を
    楽しんでいただけますと、
    何だか報われるような気がすると思うのです。

    これからも翔栄ファームを何卒よろしくお願いします。

    翔栄ファーム「龍ヶ崎農場(茨城県)」の面積は、未開墾の土地を含めると全体で約5~6ヘクタールにも及びます。

    実際に農地として使用しているのは1.5~2ヘクタール程度、まだまだ開墾の余地は大いに残されています。とはいえ、そこには木が植わっていたり、切り株、地下茎などが蔓延っていて、これらをすべて取り除くことは非常に困難です。クレーン車などの重機やそれらの操縦者など、それなりの外部のプロの力を借りる必要があり、これらを翔栄ファームのスタッフだけで一朝一夕に済ませることはできません。

    実は最近こんなことがありました。

    農業者の高齢化への対策は日本全国の共通課題ですが、ここ茨城県龍ヶ崎市でも切実な問題として私たちも肌身を持って実感しています。というのは、近隣の農家の方から「うちの農地も耕してくれないか?」というお声掛けをいただき始めているからです(こちらの農家の方もご高齢です)。

    現在、龍ヶ崎農場のスタッフは4人です。地力を落とさないために季節や作物によって栽培する畑の場所を変えているのですが、作付け計画を念入りに行わない限り、せっかくお借りしたとしても有効活用することは出来ません。それらもすべて踏まえた上でどんな計画が立てられるかを検討する必要があります。

    ただ2018年の時点では新参者としてこの土地にやってきた私たちに、農地使用のお声掛けをいただいたことをとてもうれしく思っています。

    さて、畑に目を転じてみると、

    今年度の冬作の栽培には9反の畑を使用しました。2月中はここから収穫した作物と前橋農場からのもので宅配は賄っていく予定ですが、3月からはいよいよ端境期に突入します。毎年のこととはいえ、3月、4月はいつも以上に頭をフル回転させなければなりません(もちろん10月も)。

    端境期対策として、今年はほうれん草や大根、春菊の遅蒔きにチャレンジしています。遅蒔きは言葉通り、播種のタイミングを遅らせることです。それによって収穫の時期をずらし、具体的には3月、4月に収穫できるようにするのです。ただ種を遅らせて蒔けばいいというものではなく少しばかりの工夫を施しています。地温保持のために野菜の根元にもみ殻を撒き、作物の上には不織布とビニールトンネルを2重掛けして寒さから守るのです。不織布が「衣服や毛布」だとしたら、ビニールトンネルが「家」のようなイメージです。

    この他にも、自生のニラやあさつき、前橋農場からの人参等、3月には菜の花も咲き始めます。お申込みいただいている宅配のお客様全員に一律同じ作物というわけにはなかなかいきませんが、その時期に収穫できる可能な限りでの自然の恵みを、皆様にお届けできるように気を引き締めて臨みます。

    野菜セットが届きましたら、ぜひともそういった私たちの苦悩(?)を楽しんでいただけますと、何だか報われるような気がすると思うのです。

    これからも翔栄ファームを何卒よろしくお願いします。

    固定種, 在来種, 無化学肥料, 無農薬, 翔栄ファーム, 自然栽培, 農業, 遅蒔き, 遺伝子組み換えでない, 野菜

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