皆さんこんにちは!翔栄ファーム『群馬県前橋農場』のMです。
私たちは昨今のアレルギー・アトピー・花粉症などは、食べ物の影響だと思っており、口に入って身体を作る作物は安心・安全であるべきだと考えています。
翔栄ファームでは、群馬県と茨城県にある2つの農場で、一般的な慣行農法(農薬、肥料の投入量や散布回数などにおいて相当数の生産者が実施している一般的な農法のこと)でなく、『固定種・在来種』の種で、『農薬・化学肥料・除草剤を使わない自然農法』で野菜や穀類を作っています。
それは、食卓に並ぶ全てを”安心・安全な翔栄ファーム印の食べ物”で提供したい!という目的からです。
さて、今回は1月25日(土)に行われた「玄米100%の翔栄ファームお餅つき大会」についてです。
今年で第3回目の開催となり、大盛況でした。是非その様子について最後まで読んで頂けますと幸いです。
■丸餅・角餅 あなたの地域はどっち?
正月のお雑煮は地域性が強く、日本全国ふるさとの数だけお雑煮がある。と言われるほど。
雑煮は、大晦日に神前に供えたお神酒や餅、米、野菜、魚などを元旦になると下げて、一つの鍋で煮込んだことが始まりとされています。
お雑煮で正月を祝う風習も室町時代に始まったとされ、江戸時代になると庶民の間にも広まりました。
また、雑煮の味付けも地域によって様々ですが、入れるお餅の形も丸餅と角餅に分かれています。
山形県、高知県、鹿児島県、沖縄県を除き、大まかに東から「角餅×焼く」「角餅×煮る」「丸餅×煮る」が多いそうで
丸餅と角餅のおよその境目は岐阜県の関ケ原辺りになると言われているそうです。
関ケ原より東の都道県は角餅、西の府県は丸餅という傾向があります。
味は同じなのに形が地域によって違うのは面白い文化ですね。
ちなみに今回開催された群馬県前橋市は角餅です。
味付けは醤油ベースのお出汁がきいたお雑煮が一般的です。
今回は畑で採れたお野菜をふんだんに入れたお雑煮を前日から仕込みましたよ!
そちらの様子も併せてご覧ください。
■7キロの玄米お餅つき大会
今回は大人13名、子供5人に加え弊社の社長やスタッフの方も参加となり、大人数でのお餅つき大会となりました。
約7キロの玄米もち米を朝から蒸して準備。
こちらは茨木県龍ヶ崎から仕入た玄米100%の減農もち米です。
もち米は窯で蒸かしました。
蒸し器を2段にして蒸かし、途中上の段は乾燥してしまうので水を足したりしながら
火が消えないように燃やし続け完成。
蒸かし終わったらすぐに臼に移動してもち米を潰していきます。
冷める前に早く潰さないと固くなって潰れず、お餅特有の伸びも悪くなるのでここが勝負です。
初めはくるくる2人係でもち米を潰してもらいました。
機械ではなく杵と臼で作り、さらに玄米を使用する醍醐味と言えばやはり!
ぷちぷち、つぶつぶ食感が残った歯ごたえと、玄米特有の香ばしさ・甘みです。
例えるならば、少しだけ粒あんに似たような食感があり、それがまた他のお餅と違って面白い!
人の手で捏ねてつくからこそ残るお米の食感がいいですよね。
他にもしっとりさが違う!ぷちぷちして美味しい!と沢山の嬉しいお声も聴けました。
お餅つきは参加していただいた皆様について頂きました。
潰した後も、もち米が冷めるとどんどん固くなるので時間との勝負。
みんなで順番交代について作りました。
また、今回は男手が多かったおかげでとってもスムーズにお餅がつきあがりました。
お子様も沢山お手伝いしてくれました、ありがとうございます。
お餅をついている最中も、水分がある程度必要の為、手に水を付けてひっくり返し、真ん中に持っていく、タイミングよくつく。などなど
結構人手と腕が必要な大仕事です。最近ではそういったことから、機械で作る家庭やできあがったものを購入する人が増えました。
素敵な伝統文化をこれからも残していきたいですね。
そのままでも十分惜しいのですが味変として何種類かの味付けを用意しました。
・大根おろし醤油:上泉理想大根の辛みだいこんおろしとお醤油
・きな粉:きな粉とお砂糖、塩少し
・お雑煮
お雑煮は大鍋を2つ借りて、お汁を前日から仕込みお野菜に味を染み込ませました。
入れたお野菜はもちろん翔栄ファームで採れた野菜です。
ごぼう、タケノコ白菜、人参、下仁田ネギ、大根、豚肉少し、こんにゃくなど
具だくさんの醤油ベース「翔栄ファーム特製お雑煮」です。
あっという間に7キロのお餅はなくなりました。
玄米のお餅を初めて食べる人が多く、みなさんおいしい!と言ってくださり
おかわりも沢山して頂き大人気でした!
嬉しいお言葉を沢山聞け、とても嬉しかったです。ご参加いただきありがとうございました。
お餅つきをした後は干し芋をBBQの網で少し炙って食べました。
こちらは龍ヶ崎で採れた「紅はるか」を使用して作った干し芋になります。
茨木県はさつまいもの産地として有名です。
さつまいもが育ちやすい環境や土壌が適しており甘くておいしいさつまいもが今年も採れました。
ネットでもこちらの「干し芋」販売予定ですので是非気になる方は食べてみて下さいね。
■次回のイベント告知
・2025年2月8日(土)/22日(土)「季節のお野菜の直売」
時間:12時半から15時
場所:群馬県 城南マルシェ(城南病院駐車場内 前橋市富田町1172-1)
※毎月第1・第3土曜日に行っています。季節のお野菜やお米の販売をしています
・2025年2月9日(日)「朝らく市」
時間:8時半から14時頃まで
場所:自然食材店クス・クシュ(住所 前橋市荒口町361-3)
※自然食品販売店、ヴィ–ガンこだわり料理
オーナーの佳代さんのお弁当は出店者さんのお野菜などを使っています
・2025年2月18日「第9回目 翔栄ファームの会」
時間:9時から13時頃まで
場所:群馬県前橋 翔栄ファーム圃場
※輕井沢“Seminare”の川島シェフによる美味しいランチと農業体験ができます
お野菜の直売や「第9回目 翔栄ファームの会」など盛りだくさんです。
是非お近くの方は自慢の野菜を直接見て、購入して頂けたら嬉しいです。
翔栄ファームの会もなかなかできない農業体験や、
軽井沢から川島シェフが来てくださり圃場で採れた野菜を使ったランチが食べれますので是非ご参加ください。
他にも自然栽培で収穫した野菜や作物を『茨城県龍ヶ崎』と『群馬県前橋』の各圃場と、東京都の東中野にある『ビセットプラザ』で店頭販売を行っています。
また通販サイトの『しぜんとくらそ』では、各季節の旬な野菜を詰め合わせた”【定期宅配】季節の産直野菜いろどりセット”などもインターネットで販売しています。宅配にしか入らない野菜もありますので、定期宅配のご利用もお待ちしています。