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【農場便り】自然栽培の営農に必要な13のポイント(後編)

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    【農場便り】自然栽培の営農に必要な13のポイント(後編)

    By sg_webmaster | 農場便り | Comments are Closed | 9 7月, 2021 | 0

    前回に引き続き、
    私たちの先生から教わった自然栽培の営農に関する
    注目点について皆様に分かち合いたいと思います。
    今回は「栽培から収穫段階」における、
    畑で着目するべき9つのポイントです。

    その9つとは「風」、「水」、「光」、「土」、「観察」、
    「生き物」、「雑草」、「虫の取扱い」、「自分の心」です。
    そしてこれらは農場に出た時に、
    特に感覚を研ぎ澄ませるべき
    自然界からの重要なメッセージのことです。
    それでは順番に見ていきたいと思います。

    ■「風」

    風がどのように吹くかを知る術はありませんが
    農地のロケーションが持つ
    特有な傾向のようなものはあります。
    先ずはそれをつかむことです。
    季節・時間帯による風の違い、向き、強さなど。
    それによって何をどこに植えるか、
    あるいは農場をどのように設えるかが決まってきます。

    ■「水」

    水は生命線です。ただ作物によっては
    多くの水を要するものとそうでないものがあります。
    闇雲に水遣りをすればよいというものでもありません。
    更に、水の引き入れ方によって
    畑の保水が十分なのかむしろ水はけが悪いのか、
    逆に全く水分が保たれていないのかなど、
    畑への引水の方法で土の状態は大きく左右されるのです。
    そのため水の量、質、時期などについて
    日々しっかりと記録していく必要があります。

    ■「光」

    同じ農場内でも場所や時間帯によって、
    日当たり、日の指す方向などが違います。
    更に主要野菜であっても光適応性が違います。
    スイカ、トマト、キュウリなどは強い光が必要ですし、
    イチゴ、エンドウ、ハクサイなどは
    比較的弱い光でも育ちます。
    そして日射量は時期や天候によっても当然違ってきます。
    因みにマッシュルーム、ミョウガ、
    モヤシなどは完全な日陰で育ちます。

    ■「土」

    そもそもこの土地は、
    黒ぼくなのか赤土なのか、
    はたまた砂地なのか?
    また、酸性なのかアルカリ性なのか?
    土が作物にとって大切なことはご承知の通りですが、
    自然栽培にとっての“土”は、
    作物が力強く生命活動を行っていく上での
    最重要資産なのです。

    ところでよく日本の土地は酸性に傾いていると言われます。
    度合いにもよりますが、本来酸性の土に適している作物は
    じゃがいも、ブルーベリー、さつまいもくらいしかありません。
    日本の栽培作物の多様性を考えると、
    現在の酸性傾向には何かしらの理由があるはずです。
    因みにpH4~6が酸性、pH6~7でアルカリ性と言われます。
    これ以上またはこれ以下は一般的に農業には適さない土地です。

    ■「観察」

    観察は全てのポイントにおいて大切な要素です。
    しかし特に集中するべきことは
    “すべてを観る”“畑全体を把握”するということです。
    農場や作物の表情や状態は日々違います。
    ・その違いが何であるのか?
    ・良い意味でも悪い意味でも原因が何であるのか?
    ・仮に答えが間違っていたとしてもどのように推測できるのか?
    これが“すべてを観る”、“畑全体を把握する”ことの意味です。
    そして監察の結果の気づきこそが自然栽培の本質だと思うのです。

    ■「生き物」

    農場やその周辺環境には
    どのような鳥、虫、動物がいるのか?
    そしてそれらが畑にやって来ることで、
    どのような影響があるのか?
    例えば畑に付いた動物の足跡などを手掛かりに、
    地域や農場の生態環境の理解へとつなげていくのです。

    ■「雑草の取り扱い」

    自然栽培をする上で避けては通れない重労働が“除草”です。
    農薬不使用ゆえの宿命といえるでしょう。
    ただ農場に生える雑草を根こそぎ取り除けばいいかというと
    決してそういうわけでもありません。
    少なくとも農場に生えてくる雑草は生態系の一部であり、
    その根付近には膨大な数の微生物や
    ミミズなどの生き物が生息しています。
    そしてその雑草も最終的には土に還ります。
    だからこそ除草後はこれらを雑草堆肥として
    地力を高めるための大切な栄養源として利活用するのです。

    ■「虫の扱い」

    こちらも無農薬栽培ならではの宿命です。
    虫取りも相当な重労働です。
    ここで重要なことは虫の種類と
    それらが何を食べているかを早期に掴むことです。
    因みに農場には益虫もいます。

    ■「自分の心」

    異質に聞こえるだろうと思います。
    しかし自然栽培の先生はこれが特に大切だと言われます。
    簡潔に言うと、自分の気力や体調といったものが
    農場全体や各作物に影響を及ぼすということです。
    逆もしかりで農場と自分の波動
    (先生はこの存在を経験上確信していると仰います)が同期し、
    両者が一体となって高まっていくことを
    常に目指しているそうです。

    要点のみということもあり、
    中々核心をお伝えし切れないことが
    非常に残念なところではありますが、
    以上が2回に渡りお話してきました
    「自然栽培の営農に必要な13のポイント」の全容となります。
    恐らく、実際に畑で農作業をしてみないと
    実感が湧かないことばかりだと思います。
    ただここには自然栽培に必要なエッセンスが凝縮されているのです。

    (「自然栽培の営農に必要な13のポイント」終了)

    前回に引き続き、私たちの先生から教わった自然栽培の営農に関する注目点について皆様に分かち合いたいと思います。今回は「栽培から収穫段階」における、畑で着目するべき9つのポイントです。

    その9つとは「風」、「水」、「光」、「土」、「観察」、「生き物」、「雑草」、「虫の取扱い」、「自分の心」です。そしてこれらは農場に出た時に、特に感覚を研ぎ澄ませるべき自然界からの重要なメッセージのことです。それでは順番に見ていきたいと思います。

    ■「風」

    風がどのように吹くかを知る術はありませんが農地のロケーションが持つ特有な傾向のようなものはあります。先ずはそれをつかむことです。季節・時間帯による風の違い、向き、強さなど。それによって何をどこに植えるか、あるいは農場をどのように設えるかが決まってきます。

    ■「水」

    水は生命線です。ただ作物によっては多くの水を要するものとそうでないものがあります。闇雲に水遣りをすればよいというものでもありません。更に、水の引き入れ方によって畑の保水が十分なのかむしろ水はけが悪いのか、逆に全く水分が保たれていないのかなど、畑への引水の方法で土の状態は大きく左右されるのです。そのため水の量、質、時期などについて日々しっかりと記録していく必要があります。

    ■「光」

    同じ農場内でも場所や時間帯によって、日当たり、日の指す方向などが違います。更に主要野菜であっても光適応性が違います。スイカ、トマト、キュウリなどは強い光が必要ですし、イチゴ、エンドウ、ハクサイなどは比較的弱い光でも育ちます。そして日射量は時期や天候によっても当然違ってきます。因みにマッシュルーム、ミョウガ、モヤシなどは完全な日陰で育ちます。

    ■「土」

    そもそもこの土地は、黒ぼくなのか赤土なのか?、はたまた砂地なのか?、また、酸性なのかアルカリ性なのか?
    土が作物にとって大切なことはご承知の通りですが、自然栽培にとっての“土”は、作物が力強く生命活動を行っていく上での最重要資産なのです。

    ところでよく日本の土地は酸性に傾いていると言われます。度合いにもよりますが、本来酸性の土に適している作物は、じゃがいも、ブルーベリー、さつまいもくらいしかありません。日本の栽培作物の多様性を考えると、現在の酸性傾向には何かしらの理由があるはずです。因みにpH4~6が酸性、pH6~7でアルカリ性と言われます。これ以上またはこれ以下は一般的に農業には適さない土地です。

    ■「観察」

    観察は全てのポイントにおいて大切な要素です。しかし特に集中するべきことは“すべてを観る”“畑全体を把握”するということです。農場や作物の表情や状態は日々違います。
    ・その違いが何であるのか?
    ・良い意味でも悪い意味でも原因が何であるのか?
    ・仮に答えが間違っていたとしてもどのように推測できるのか?
    これが“すべてを観る”、“畑全体を把握する”ことの意味です。そして監察の結果の気づきこそが自然栽培の本質だと思うのです。

    ■「生き物」

    農場やその周辺環境にはどのような鳥、虫、動物がいるのか?
    そしてそれらが畑にやって来ることで、どのような影響があるのか?
    例えば畑に付いた動物の足跡などを手掛かりに、地域や農場の生態環境の理解へとつなげていくのです。

    ■「雑草の取り扱い」

    自然栽培をする上で避けては通れない重労働が“除草”です。農薬不使用ゆえの宿命といえるでしょう。ただ農場に生える雑草を根こそぎ取り除けばいいかというと決してそういうわけでもありません。少なくとも農場に生えてくる雑草は生態系の一部であり、その根付近には膨大な数の微生物やミミズなどの生き物が生息しています。そしてその雑草も最終的には土に還ります。だからこそ除草後はこれらを雑草堆肥として、地力を高めるための大切な栄養源として利活用するのです。

    ■「虫の扱い」

    こちらも無農薬栽培ならではの宿命です。虫取りも相当な重労働です。ここで重要なことは虫の種類とそれらが何を食べているかを早期に掴むことです。因みに農場には益虫もいます。

    ■「自分の心」

    異質に聞こえるだろうと思います。しかし自然栽培の先生はこれが特に大切だと言われます。簡潔に言うと、自分の気力や体調といったものが農場全体や各作物に影響を及ぼすということです。逆もしかりで農場と自分の波動(先生はこの存在を経験上確信していると仰います)が同期し、両者が一体となって高まっていくことを常に目指しているそうです。

    要点のみということもあり、中々核心をお伝えし切れないことが非常に残念なところではありますが、以上が2回に渡りお話してきました「自然栽培の営農に必要な13のポイント」の全容となります。恐らく、実際に畑で農作業をしてみないと実感が湧かないことばかりだと思います。ただここには自然栽培に必要なエッセンスが凝縮されているのです。

    (「自然栽培の営農に必要な13のポイント」終了)

    営農, 固定種, 在来種, 無化学肥料, 無農薬, 翔栄ファーム, 自然栽培, 農業, 遺伝子組み換えでない, 野菜

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