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【農場便り】農薬・肥料なしでどうやって野菜を育てているの?

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    【農場便り】農薬・肥料なしでどうやって野菜を育てているの?

    By nagashima-syouei | 農場便り | Comments are Closed | 30 8月, 2024 | 0

    皆さんこんにちは!翔栄ファーム『群馬県前橋農場』のNです。

    私たちは昨今のアレルギー・アトピー・花粉症などは、食べ物の影響だと思っており、口に入って身体を作る作物は安心・安全であるべきだと考えています。

    翔栄ファームでは、群馬県と茨城県にある2つの農場で、一般的な慣行農法(農薬、肥料の投入量や散布回数などにおいて相当数の生産者が実施している一般的な農法のこと)でなく、『固定種・在来種』の種で、『農薬・化学肥料・除草剤を使わない自然農法』で野菜や穀類を作っています。
    それは、食卓に並ぶ全てを”安心・安全な翔栄ファーム印の食べ物”で提供したい!という目的からです。

    さて、今回は「農薬や肥料なしで野菜をどうやって育てるの?」という疑問にお答えしつつ
    翔栄ファームで取り組んでいる方法を伝授させていただきます!
    とっても簡単な方法ばかりなので、良ければ皆様の畑でも実践してみてください!

    【目次】

    ・農薬や化学肥料のなにがダメなの?
    ・雑草は邪魔者ではない?!メリットだらけの「雑草マルチ」!
    ・「緑肥」って知ってる?
    ・これから植える秋野菜たちのご紹介!

    ■農薬や化学肥料のなにがダメなの?

    そもそも農薬や化学肥料ってどうして体に良くないのか。知ってますか?

    殺虫剤などの農薬が安全性上良くないということはよく知られていますが、
    化学肥料についてはあまり知らない人が多いかと思います。

    正直、化学肥料は食べる側ではなく作る側にとってメリットがたくさんあります。
    例えば有機堆肥のように原料の調達から、完熟堆肥にするまでの手間ひまをかける必要がありません。
    届いたらすぐ畑に撒き、栄養がすぐに植物へ届き、効果が短期間で出ます。
    他にも野菜を出荷するにあたり箱詰めしやすいまっすぐな野菜が大量に育つ。などもあります。

    作る側にとってはメリットの多い化学肥料ですが食べる側はどうでしょうか。
    簡単に説明すると3つのデメリットがあります。

    1、残留農薬による体への影響
    化学肥料は畑に撒かれていますが、それらが溶けて土へ行き渡り、その土から栄養を吸い取って育てた野菜。
    もちろん、その野菜たちへも少なからず農薬が残った状態です。
    その食材を食べ続けることで、体には様々な影響が現れるようになります。
    また、特に子どもは残留農薬の影響を受けやすいとされていますので、注意が必要です。

    他にも、化学肥料の中でも一番使用量が多いのが、窒素を補給する目的のものです。
    窒素は、植物の生育に欠かせない大事な成分です。
    しかし、大量に撒いた化学肥料のせいで野菜の中で消費しきれない窒素分は、「硝酸態窒素」という形で残留します。
    この硝酸態窒素はお肉などのタンパク質と食べ合わせた場合、
    「ニトロソアミン」という発ガン物質を生成することがわかっています。

    2、栄養素が抜けたただの野菜を食べている
    土の中には数え切れないほどの微生物がいます。
    そしてこの微生物は、土中のミネラルなどの栄養分を植物に橋渡しするという大切な役割をしています。
    しかし、化学肥料を使う事で土の微生物を減らし、活力のない・栄養のない土へと変わってしまいます。
    すると、野菜を食べても体に必要な栄養素を取り入れることが難しくなるのです。

    せっかく体に良い!と思って食べている野菜。
    このように実は野菜自体に必要なミネラルや栄養素がほぼ抜けた状態で食べているのと一緒です。

    近年では、化学肥料の多用によって昔と違い土自体に栄養素やミネラルが減っています。
    その為野菜などを食べていても現代人はミネラル不足・栄養不足に悩まされています。
    だから、日々サプリなどで栄養を補っている人も多いかと思いますが、
    これは本来の栄養を取る姿なのでしょうか。

    3、おいしくない野菜たち
    不自然な土、不自然な形になった野菜たち。
    それらと比べて無農薬の野菜には、自然な甘さがあります。
    人参が甘い、玉ねぎが甘い、キャベツが甘い、などうまみがギュっと詰まっています。
    特に味付けをしなくても塩のみ!でも十分な甘みがあり、
    甘いだけではなく「苦味」「エグ味」「渋み」「酸味」等の様々な味がバランスよく味わえます。
    いわゆる『味が濃い!』野菜なのです。

    このように3つのデメリットを考え、
    翔栄ファームでは“安心・安全な翔栄ファーム印の食べ物”で提供したい!という目的から
    牛糞や油粕なども使用せず、『農薬・化学肥料・除草剤を使わない自然農法』で野菜や穀類を作っています。

    もちろん、肥料を与えないからと言って放ったらかしにしている訳ではありません!
    毎日畑に出向き、土の状態・野菜の育成具合などを見ながら手間暇かけて大事に育てています。

    ■雑草は邪魔者ではない?!メリットだらけの「雑草マルチ」!

    じゃあ肥料なしでどうやって栄養のある野菜・立派な野菜を育てているのか。
    その秘密は、普段からしている「日々の手入れ」でした。

    普段から翔栄ファームでは作物の周りに生えている雑草を刈り、
    そのまま作物の周りにかける。いわゆる「雑草マルチ」を行っています。

    そもそも、雑草は畑に大量に生え邪魔者扱いされがちですが実は!
    ある程度畑に生やしておくと良いことがたくさんあります。

    例えば、雑草の根っこが自然と土を耕しやわらかい土にしてくれる。
    雑草の葉っぱについた夜露などが土を潤してくれる。
    虫を呼び寄せ受粉の手助けや、虫による作物への侵入・被害を防止してくれる。
    などがあります。

    しかし作物よりも雑草の方が生長が早いため、生育初期に除草を怠ると作物は簡単に負けてしまいます。
    なのでほどほどに。。。が大事です!

    さて、翔栄ファームが日々している「雑草マルチ」ですが、マルチをするメリットとしては
    土の保湿・保温・雑草防除などの効果があります。
    また春から夏にかけて雑草の勢いが激しい時期には、雑草予防にもなります。

    そんなメリットが多いマルチですが、
    翔栄ファームでは一般的によく見る黒いビニールをかけた「無機物マルチ」ではなく主に「雑草マルチ」を行っています。

    「無機物マルチ」との違いとしては、まず通気性が良いところです!
    雑草が重なった隙間などから空気がある程度出入りすることで通気性が良く、過湿になりにくいのが特徴です。
    他にも、雑草自体が水分を吸収するので、土壌の水分量を調整できます。

    また、ミミズや様々な微生物が刈り草をエサにして活動を始めます。
    通気性が良いため適度な湿気と温度があり、微生物が嫌う紫外線も遮られているため微生物にとっては好適な棲み家!
    こうして微生物などの生き物が土の中にたくさん増え、その排泄物や死骸が有機物となり、分解され土壌の養分となります。
    そんな自然の循環により、よく肥えた土ができるのです!

    そんなメリットが沢山の「雑草マルチ」
    翔栄ファーム流の「雑草マルチ」方法を本日はお伝えします!

    ≪雑草マルチのやり方≫
    ①まず作物の周りに生えている雑草を刈る・抜く
    ②作物のまわりにポンと覆うように置く
    ③以上

    とっても簡単なのにすくすくおいしい作物が採れる「雑草マルチ」是非お試しください!

    他にも簡単にできる土づくりとして「草木灰」もおススメです。
    「草木灰」とは木の枝や雑草などを燃やして灰にした有機肥料の一つです。

    草木たちを燃やすことで、カリウムを豊富に含み根の育成を促進する効果があります。
    カリウムは畑の土には欠かせない根の生育を促す大事な栄養分!
    この草木灰を与える事で、植物全体に栄養が行き渡り実つきもよくなるのでおススメです。

    ≪草木灰の作り方≫
    ① 敷地内にある木の枝や雑草などを燃やす
    ② 灰になるまで燃やしたら完成~!
    ③ 草木灰を土に混ぜて作物の周りに!

    翔栄ファームでは作物に元気がないな?と思ったときや育苗の時に
    草木灰を腐葉土に5〜10%くらい混ぜてと一緒に混ぜて使っています。

    皆様もぜひ作ってみてくださいね。

    ■ 「緑肥」って知ってる?

    翔栄ファームでは有機肥料として他にも「緑肥」も行っています。

    緑肥とは、緑肥植物となる麦・えん麦・ソルゴーなどの穀類や、
    マメ科の緑肥として白クローバー、ヘアリーベッチやクロラタリア、クリムソンクローバーなどがあります。
    緑肥として植えることで有機物や肥料成分を供給させ、ふかふかの肥えた土を作ります。

    何を植えるかは、何を目的にするかで選定しています。

    例えば今緑肥の一つ『白クローバー』をなすびとピーマンの間に植えています。
    白クローバーにはアブラムシが集まるので、天敵のテントウムシがたくさん集まります。

    他にもズッキーニの畝の横に今年の5月頃、エン麦(麦の一種)を二列植えました。
    エン麦を植えたのは今年が初めてで以前はソルゴーをかなりの広範囲で植えていました。

    緑肥を植えるメリットとして

    ・夏の暑さ対策・・・
    土をむき出しにすると50℃にもなってしまいます。
    草などが生えていると上がっても30℃。表面温度を下げる効果があります。

    ・バンカープランツ・・
    草が生えていることで、そちらに好きな虫が集まったり、
    その虫を食べる天敵が集まりやすく作物から害虫が遠ざかりやすくなります。

    ・雑草の抑制・・・
    次の作物を植えるまでの空いた期間中に緑肥の種を撒き、育てておくことで雑草の成長が抑制できます。

    ・土を肥やす・・・
    ソルゴーは根を深く張るため、固い土を壊し、土が柔らかくする作用があり
    次に育てる作物にとって育ちやすい土壌環境にしてくれます。

    他にも、土の下から上のほうに栄養を持ってくる効果もあり、次に植える作物の栄養となります。

    緑肥としての使用方法は様々で、
    以前はソルゴーが実をつける前ぐらいまで成長したら、
    草刈り機で刈り、枯れるまで数週間乾かして置いておきます。
    完全に乾燥したら、トラクターなど土の中に漉き込むように拡散していました。

    こちらもとっても簡単な方法なので、次の作物まで空いている土地活用としてとってもおすすめです!
    ちなみに緑肥となる植物たちは成長スピードも速いのでちょっとした期間でも大活躍です!

    他にも、翔栄ファームでは「雑草マルチ」や「緑肥」以外に自然の物から沢山の栄養を補っています。
    その一つが「腐葉土」です。

    毎年秋~冬の間に各農場で作っています。
    だいたい3・4か月ほどで完成し育苗作りの土に混ぜたり、元気がない作物に混ぜたりと大活躍の腐葉土!

    詳しいやり方や腐葉土についてはこちらをご覧ください。

    ■ これから植える秋野菜たちのご紹介!

    夏野菜の収穫も終盤に差し掛かり、秋・冬野菜を植える時期が近づいてきました!

    来月からこちらの野菜たちを植えていく予定です。
    また「収穫祭&試食会」ができたらな。と思っておりますので、お楽しみお待ちください☆

    【9月に植える野菜たち】

    ・じゃがいも :さやあかね・でじま・シャドークイーン・ノーザンルビー
    ・だいこん :上泉理想大根
    ・玉ねぎ :ノークーラー、ジェットゴールド
    ・葉 物 :小松菜・ほうれん草・春菊・レタス(レッドファイヤー 赤いレタス)

    じゃがいものノーザンルビーは中がピンクのじゃがいも!
    だいこんの上泉理想大根は沢庵向けの大根で翔栄ファームで加工し沢庵として販売予定!

    他にも翔栄ファームでは自然の力を借りながら、安心で安全な自然の力がたっぷり詰まった作物を栽培しています。

    他にも自然栽培で収穫した野菜や作物を『茨城県龍ヶ崎』と『群馬県前橋』の各圃場と、東京都の東中野にある『ビセットプラザ』で店頭販売を行っています。
    また通販サイトの『しぜんとくらそ』では、各季節の旬な野菜を詰め合わせた”【定期宅配】季節の産直野菜いろどりセット”などもインターネットで販売しています。宅配にしか入らない野菜もありますので、定期宅配のご利用もお待ちしています。

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