どこの家庭にも必ずあるものといえばたくさんありますが、間違いなくあるのが”塩”ですね。
料理や美容に数種類の塩を使い分けている方もいるかもしれませんね。
そんな身近すぎる存在の塩は、料理が美味しくなるという効能以外に、人の体に及ぼす”凄すぎる9つの効能”があることをご存知でしょうか?
美容や健康への意識が高い人ほど、こだわっている塩のすごさについて、今こそ知っておきましょう!
■ “塩”は人の生命維持に欠かせない存在
塩には人間が生きていくうえで欠かせない成分が多く含まれており、生命維持に欠かせない存在です。「塩がなければ生命が存在できない」と言っても過言ではありません。
■ 謎の体調不良や肌荒れは、もしかしたらミネラルバランスの崩れが原因かも?
多くの女性が悩んでいる事といえば、肌荒れ、頭痛、疲れ、便秘、立ちくらみなど、たくさんありますね。
テレビやインターネットでは、いろんな対処法が紹介されています。
早寝早起き・水をたくさん飲む・お酒は控える・ビタミン剤やサプリメントを飲む・運動する・お風呂にゆっくり入るなどなど
いろんな方法を試したけどイマイチ改善しない方も少なからずいると思います。それはもしかしたら、マグネシウム不足に関係があるかもしれません。試しにキッチンの塩をマグネシウム濃度の高いものに変えてみると改善するかもしれません。
それほど塩は人の健康に影響を及ぼす調味料なんです。
ここで、少し怖い話をします。塩分の不足によって引き起こされる恐ろしい症状がたくさんあります。疲労感、食欲不振、血液濃縮、頭痛、吐き気、筋肉の痙攣など多岐にわたります。
さらに、重度の塩分不足では意識障害が起こる恐れもあり、命に関わる危険性もあります。
江戸時代では重い刑罰として、塩分を抜いた食事が提供される、”塩抜きの刑”があったほどです。この”塩抜き”は、罪を認めない犯罪者にも行われました。最初は頑固に否認していた屈強な犯罪者も、塩分不足による体力と気力の低下によって、簡単に罪を認めるに至るのです。
塩にまつわるエピソードとして、戦国時代に武田信玄が戦っている相手の上杉謙信に塩を送った話があります。サラリーマンの「サラリー」は給料を表す言葉ですが、その語源は塩を表すラテン語からきています。
それほど塩は古来より人類と深く関わっているんですね。
■ ”塩の凄すぎる9つの効能”
ではここから、塩のすごすぎる9つの効能について詳しく説明します。
効能①
塩は微量ミネラル元素を含み、神経伝達物質の材料になります。簡単に言うと体全体を動かすための材料となっているのです。人が動けるのも塩のおかげなんですね。
効能②
塩は浸透作用を持ち、体の細胞に栄養素を運ぶ助けとなります。体全体に栄養を送り届けるために塩が頑張ってくれているんです。
効能③
塩は酵素を活性化させ、腸の働きを上げます。腸の酵素は食物の消化・吸収に重要であり、塩に含まれるナトリウムイオンが腸内の酵素の働きを活発にすることが知られています。塩は便秘の解消に一役買ってくれているんです。
効能④
塩は体温を上げる働きがあります。塩を摂取することで、体内のエネルギー代謝が活発化し、体温が上昇します。塩は食べるホッカイロみたいなものですね。
効能⑤
塩は歯や骨、爪などの硬い部分の原材料として重要です。塩に含まれるミネラル(特にカルシウム)は、骨や歯の形成に必要な成分であり、正常な成長と健康をサポートします。カルシウムは牛乳だけではなく、塩からも摂取できるんですね。
効能⑥
塩は血糖値を下げる働きがあります。塩に含まれるミネラルは、体内のインスリンの働きを助け、血糖値の上昇を緩やかにします。
効能⑦
塩中のナトリウムやカルシウムは、体内の神経や筋肉を正常に機能させるために必要です。ナトリウムは神経細胞の興奮を促し、カルシウムは筋肉の収縮をサポートします。塩が体を楽にしてくれているんですね。
効能⑧
塩は肌荒れや皮膚病の改善に役立ちます。塩には抗炎症作用があり、皮膚の炎症を鎮め、傷の治りを促進する効果があります。塩は美容の強い味方です!
効能⑨
塩はウイルスから体を守る役割を果たします。塩には抗菌作用があり、ウイルスや細菌の繁殖を抑制することが知られています。また、塩を含んだうがいや塩水の洗浄は、風邪やインフルエンザの予防にも効果的です。
これほど私たちのことを、体の内外から助けてくれている塩は、なくてはならない存在であることが、お分かりいただけたと思います。
■ おすすめシンプル塩味レシピ
ここからは、翔栄ファームで採れた野菜を、塩メインのシンプルな味付けで美味しいレシピをご紹介します。簡単にサッとできますので、よかったら作ってみてください。
【パッローネと玉ねぎのあっさり炒め】
〜ご飯やお酒のお供に〜
材料:
玉ねぎ1玉、パッローネ1玉、塩、胡椒
調理法:
オリーブオイルでいため、塩、胡椒で味付け。
全体に火がとおったら出来上がり。
【玉ねぎのドレッシング】
〜サラダにかけても良いし、ご飯にかけても美味しいです〜
材料:
玉ねぎ200g
砂糖30g
塩10g
酢50㎖
油(オリーブオイル)50㎖
調理法:
材料をミキサーにかけます。
滑らかに馴染んだら出来上がり。
次回は、『選んで良い塩』と『選んではいけない塩』についてお伝えします。
■ 動画での解説
動画でもご紹介しています。
もっと詳しく知りたい!という方はぜひご覧ください^^