皆さんこんにちは!翔栄ファーム『群馬県前橋農場』のMです。
私たちは昨今のアレルギー・アトピー・花粉症などは、食べ物の影響だと思っており、口に入って身体を作る作物は安心・安全であるべきだと考えています。
翔栄ファームでは、群馬県と茨城県にある2つの農場で、一般的な慣行農法(農薬、肥料の投入量や散布回数などにおいて相当数の生産者が実施している一般的な農法のこと)でなく、『固定種・在来種』の種で、『農薬・化学肥料・除草剤を使わない自然農法』で野菜や穀類を作っています。
それは、食卓に並ぶ全てを”安心・安全な翔栄ファーム印の食べ物”で提供したい!という目的からです。
さて、今回は冬に向けて沢山の野菜が今翔栄ファームでも順調に育っています!
そんな今が旬の冬野菜を食べて寒暖差による体調不良を乗り切ろう!をテーマに書きました。
皆様の周りにも体調不良で調子が良くない人も多いのでは?!
そんな時に食べると良いとされる冬野菜や、体調不良にならないための対策など盛りだくさんなので是非皆様も生活の中に取り入れてみて下さいね!
■寒暖差による体調不良はなぜ起こる?!
秋になってきたかと思うとまた暖かくなったり、次の日にはまた急に寒くなったりと寒暖差が特に今年は激しいですよね。
そんな寒暖差によって起こる体調不良。皆様はいかがお過ごしですか?
そもそも寒暖差によりなぜ体調不良が引き起こるのかというと、私たちの身体は自律神経により体温調整を行っています。
1日の中で寒暖差が大きいと、体内を一定の状況にしようとエネルギーを沢山消費します。
通常、自律神経の切り替えは緩やかに行われますが、外気温の影響によって
急激に体温を上げたり下げたりすることで自律神経が乱れてしまいます。
その乱れによって私たちの体は見ず知らずのうちに疲労がたまってしまうのです。
そして、寒暖差疲労は身体に様々な不調を起こします。
肩こり、耳鳴り、頭痛、めまい、腰痛、便秘、下痢、むくみ など。
体温調節に体内のエネルギーが消費されることにより、冷えも起きやすいと言われています。皆様は当てはまる症状はありましたか?
また身体だけではなく、精神的な症状もあります。
しかし、寒暖差疲労は、日常のちょっとした工夫で予防をすることができます
■しんどいな。と思ったらコレ!
しんどいなあ~と思ったら是非試してみて下さい。
まずは簡単にできる①身体の局所(筋肉や内臓)を温める & ②38~41度の湯に首までつかり体の芯まで温める
自律神経の集まっている首を温めることが効果的!
お風呂を少し長めにぬくもったり、温泉が気持ちい季節になってきたので温泉へ出かけるのもいいかも!
③散歩などの運動をする & ④首肩の筋肉をストレッチする
お散歩ついでに肩を回しながら歩くだけでも血行促進に繋がります。
お買い物の帰り道や行き道などでも思い出したら是非してみて下さい。
⑤身体を温める食べ物を多くとる
身体を温める食べ物としてはやはり冬が旬の野菜です!
冬野菜は体を温める効果があり、ビタミン C、カリウム、食物繊維が多いのが特徴です。
■冬野菜のすごい効果
⑤にあったように体を温める食べ物としてやはり冬が旬の野菜には温める効果が沢山あります。
逆に夏が旬の野菜は体を冷やして夏バテの疲労回復などに効果があります。
このように旬の野菜にはそれぞれできる季節に意味があるように効果も違います。
冬が旬の野菜は食べることで血行がよくなり、冷え性やかぜの予防などに効果もあります。
また、冬野菜は細胞に糖をたくわえるため、糖度の高い野菜が多いのも特徴です。
特におすすめの野菜が
・ブロッコリー:肌荒れ対策に効果的。ブロッコリーは茎の部分にビタミンCが多く含まれているため、茎まで残さず食べてみて下さい。
・ほうれん草:風邪予防に効果的
・ごぼう:食物繊維が豊富でダイエットにも!
・にんじん:目の疲れに効果的
・長芋(山芋):胃もたれに効果的
・大根:消化不良、二日酔いに効果的
上記の野菜は翔栄ファームでもぞくぞくと出荷される野菜ばかり!
是非積極的に取り入れて対策していきましょう!
そんな圃場おすすめの冬の野菜を使った体温まる“冬レシピ”がこちら~!
【紅はるかのポタージュ】
≪材料 (2人分)≫
さつまいも(紅はるか) 200g
生クリーム 100ml
調整豆乳 300ml
塩 小さじ2
クミン 小さじ1
(1)皮をつけたままのさつまいもを5cm角に切り、しっかり柔らかくなるまで蒸す
もちろん、電子レンジを使ってもいいですよ(目安:10分程度)
(2)柔らかくなったさつまいも、生クリーム、豆乳をミキサーに入れ、皮が細かくなるまでしっかりと攪拌。
(3)(2)を鍋に移して塩、クミンで味を整えて完成。
紅はるかは食物繊維が豊富で、腸内環境の改善や便秘の解消に役立ちます。
また、多く含まれるビタミンCは、免疫力の向上や美肌効果が期待できますよ!
紅はるかの鮮やかなオレンジ色をスープにすることで、食卓が彩るのでおすすめ!
他にもスパイスのクミンを使うことで、クミンに含まれるビタミンCがストレスや病気への抵抗力を高める働きも期待できます。
さらに、クミンに含まれる栄養素の働きにより免疫力の維持や向上も期待できます。
【紅法師のパスタ】
≪材料≫
【材料】3人分
パスタ 300g
ニンニク 3かけ
ベーコン 3まい
しいたけ 3つ
ドライトマト 6つ
赤唐辛子 1本
紅法師 一袋
醤油 大さじ1
塩コショウ
(1)ニンニクはみじん切り、ベーコンは細切り、椎茸は細切り、ドライトマト細切り、
唐辛子輪切り、紅法師は3センチくらいのざくぎりして茎と葉の部分を分けておく。
(2)パスタを茹でる。パスタを茹でている間に、ニンニクとベーコンをオリーブオイルでじっくり炒める
(3)ベーコンがカリカリになったら、椎茸を加えて炒める。
(4)パスタが茹で上がる直前にドライトマトと紅法師の茎の部分を入れる
(5)パスタの茹で汁をお玉一杯入れて乳化させ、パスタを入れて醤油大さじ1と塩胡椒で味を整える
(6)直前に紅法師の葉の部分入れてシャクシャク感が残る程度に和え、完成
紅法師はアントシアニンを多く含む赤紫色のミズナの品種です。
通常のミズナは緑一色ですが、紅法師は葉柄が鮮やかな赤紫色で、葉形に深い欠刻が入るのが特徴。
緑の葉とのコントラストが美しいので、サラダとしても食べるのもおススメ!
翔栄ファームの野菜は全て無農薬・化学肥料不使用!
なので、さつまいもも皮ごと!野菜は生でサラダとして食べても大丈夫!
できるだけ旬の冬野菜を生活の中に取り入れ、食からも体を温めて体調不良を吹き飛ばしましょう!
他にも冬野菜がぞくぞくと出荷予定です。
前回コラムにも登場した「上泉理想大根」はもちろん、太くて大きな「大浦太牛蒡」や
今年大成功し沢山収穫できた「土垂里芋」や「紅はるか」
冬はより一層あま~っくなる「みやま子かぶ」や「ヤーコン」など
おすすめのお野菜たちを沢山詰め込んでお届けいたしますので楽しみにお待ちくださいね!
他にも自然栽培で収穫した野菜や作物を『茨城県龍ヶ崎』と『群馬県前橋』の各圃場と、東京都の東中野にある『ビセットプラザ』で店頭販売を行っています。
また通販サイトの『しぜんとくらそ』では、各季節の旬な野菜を詰め合わせた”【定期宅配】季節の産直野菜いろどりセット”などもインターネットで販売しています。宅配にしか入らない野菜もありますので、定期宅配のご利用もお待ちしています。